2015東京インターナショナルオーディオショウ
株式会社ディーアンドエムホールディングス(マランツ)
audioquest、Bowers & Wilkins、Classe、marantz
ブースの全景です。これは比較的空いている方で、満員状態で大盛況でした。
先日発表されたB&Wの新シリーズを順番に入れ替えてデモを行っていました。
B&Wの802D3。ClasseのモノラルパワーアンプCA-M600でドライブしていました。
ミッドレンジのアップ。
今回のシリーズはツィーターのダイヤモンドダイアフラムとスピーカー端子以外は全て新設計だそうです。
試聴会ではB&Wの研究所から開発責任者のマーシャル氏が直接説明をしていました。
ミッドレンジのフレーム。 新旧の違いを紹介しています。
ミッドレンジのマグネット部。
今回のユニットではネオジウムマグネットに従来グレードより高いものを使用しています。
現行品のマーランを使用したミッドレンジエンクロージャー。8.6kgだそうです。
802D3のミッドレンジエンクロージャー。アルミの鋳物で17kgあるそうです。
内部。今回のは鋳物なので砂型を使って成型しています。
ウーファーユニットの振動板。 従来は振動板はロハセル発泡体の前後にカーボンファイバークロスを貼り付けており、均一の厚みとなっていました。
今回のシリーズではフロントサイドはストレートで裏面は曲面とすることで強度を高めています。今回の形状ではロハセルが使用できないためシンタクティックという発泡体が使用されています。
ツィーター部の比較。
今回は無垢のアルミ棒から削り出して創っており、叩いても鳴きません。
背面に付けられているアルミ板部分。
ここにはネットワークが固定されています。
基本的な設計は同じですが抵抗の変更とコンデンサーに小容量コンデンサーをパラレルに追加しています。
青色のトランジスタのような物は今回変更された抵抗です。
背面
端子部
新旧の比較写真