YL音響 331A
価格不明(1台、1960年代後半頃?)
解説
ホーン型スピーカーに音の合うウーファーとして開発された30cmコーン型ウーファー。
            
            エポキシガラス板のダンパーを使用することで高い復帰力を実現しており、ヒステリシス現象を抑えています。
            このエポキシガラスは棒高跳び用の棒や釣竿に使用されているものと同じものです。
            
            ボイスコイルには銅リボン線のエッジワイズ巻きを採用しています。
            
            マグネットにアルニコ系の鋳造品を採用した大型磁気回路を搭載しています。
            
            鋳物フレームを採用することで不要振動を低減しています。
            
            密閉型で使用する場合は内容積200リットル以上が最適となっています。これより小さい場合、見かけのfoが上昇します。
			
機種の定格
| 型式 | 30cmコーン型ウーファー | 
| ボイスコイル・インピーダンス | 8Ω | 
| 最低共振周波数 | 30Hz | 
| クロスオーバー周波数 | 800Hz以下 | 
| 定格入力 | 30W | 
| 最大入力 | 60W | 
| 出力音圧レベル | 104dB | 
| 等価質量 | 32g | 
| Qo | 0.1 | 
| 総磁束 | 240,000maxwell | 
| 磁束密度 | 13,000gauss | 
| 外形寸法 | 直径331x奥行165mm | 
| バッフル開口径 | 260mmまたは302mm | 
| 重量 | 6kg |