YL音響 1800G
¥19,000(1台、1966年発売)
解説
新しいゴールデンシリーズ(Gシリーズ)の第一弾として開発された高域用ホーン型ツィーター。
            
            従来のGシリーズは海外向け製品としてのみ製作されていました。このGシリーズはYL音響の最高級品だった5桁シリーズ(18000、35000、55000)をベースにした姉妹製品として主にアメリカで販売されていました。
            新Gシリーズは単に輸出用製品の国内版とせず、材質の選定から設計・製造工程を一新した新製品として開発されました。
            
            ホーン部には鉛を使用しており、共振を排除しています。
            このホーン部は単体でも販売されました。
            
            振動板は大量需要に対応できる体制を整えつつ高い堅牢性と耐久力を持たせています。また、音質の向上と安定性を高めるため、ボイスコイルの装着をはじめ、振動板の装着方法に最新技術を応用しており、性能のバラつきを抑えています。
            
            イコライザー部にも改良が加えられており、イコライザーと振動板との間隙の微細な点でも理想的な最適値が得られています。
            
            マグネットには新方式のパーメンジュールを使用しています。パーメンジュールは理論飽和値に近い高磁束密度を得るには大きな磁石を必要とするため、大型リングマグネットとして使用しています。
			
機種の定格
| 型式 | ホーン型ツィーター | 
| 使用可能帯域 | 4kHz~17kHz | 
| 推奨使用帯域 | 5kHz以上 | 
| インピーダンス | 16Ω | 
| 最大許容入力 | 10W(5kHz以上、Music) | 
| 磁束密度 | 22,000gauss | 
| ホーン | HS-2000Gホーン装備 | 
| ホーン取付ネジ | 30mm、16山/インチ | 
| 外形寸法 | 直径94x高さ116.5mm(ホーン込み) | 
| 重量 | 2.6kg | 
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