YL音響 CS-26 Apollo
¥98,500(1台、1965年頃)
解説
今までの研究成果の全てを盛り込んで開発されたスピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
中域にはホーン型ミッドレンジを搭載しています。
このユニットは550N相当品のドライバーユニットと新設計のL-200ホーンを使用しています。
中高域には350Fドライバーユニット相当品とEL-800楕円ホーンを搭載しています。
また、高域には180Fドライバーユニット相当品とEL-2500楕円ホーンを搭載しています。
ネットワーク部には従来の方式のアッテネーターは使用せず、コイルより出したタップによって各スピーカーレベルを合わせる方式を採用しています。これによりアンプのダンピング特性を殆どそのままユニットに伝送しています。
エンクロージャーはウォルナットのオイル仕上げが施されています。
前面のネットグリルは取り外しが可能です。
アポロは音質向上を図るため、Gシリーズや5桁シリーズのドライバーユニットにも取り換えられる設計となっています。
機種の定格
型式 | 4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用スピーカー | 低域用:30cmコーン型 中域用:ホーン型(550N相当品+L-200ホーン) 中高域用:ホーン型(350F相当品+EL-800ホーン) 高域用:ホーン型(180F相当品+EL-2500ホーン) |
周波数特性 | 35Hz~22kHz |
最大許容入力 | 20W |
インピーダンス | 8Ω |
クロスオーバー周波数 | 300Hz、1.5kHz、6kHz |
ネットワーク | LC型、空芯コイル使用 |
アッテネーター | タップ・コイル式、スイッチ切替 中域用:1.5dBステップ、5段階 中高域用:1dBステップ、5段階 高域用:1dBステップ、5段階 |
外形寸法 | 幅610x高さ850x奥行400mm |
重量 | - |