YAMAHA T-2x
¥98,000(1987年頃)
解説
T-2000Wをベースにさらなる改良を施したFM/AMデジタルチューナー。
B-2x/C-2xとペアとなるチューナーとして開発されました。
ヤマハ独自のCSL方式を用いた0.01MHzステップの高精度PLLにより、電波の高密度地域や遠距離・微弱局での受信を改善するとともに、ビート音や混信音などを排除しています。
フロントエンド部は5連相当の構成となっており、RFサーボコントロールやウルトラリニアダイレクトディテクタを採用し、直線性に優れた検波能力を得ています。
IF段のローパスフィルタに3ポールタイプを採用し、さらに金メッキ処理の可変出力端子を設けるなど、細部までクオリティを追求しています。
ファインチューニング、フィルター、FM ATT、RXモード、チューニングモードを同時に記憶できる5WAYマルチステートメモリを採用しています。
FM/AM10局ランダムメモリを搭載しています。
イニシャル-ラストステーション切換えが可能です。
総アルミブラック仕上げとなっています。
機種の定格
型式 | FM/AMデジタルチューナー |
<FMチューナー部> | |
実用感度 | 0.9μV/10.3dBf(IHF、75Ω、mono) |
実効選択度 | 85dB(DX) |
SN比 | mono:100dB stereo:88dB |
全高調波歪率 | mono:0.009% stereo:0.015% |
ステレオセパレーション | 68dB |
周波数特性 | 20Hz~15kHz +0.2 -0.3dB |
<総合> | |
外形寸法 | 幅435x高さ91x奥行358mm |
重量 | 7.0kg |