YAMAHA CT-G1
¥33,000(1978年頃)
解説
NFB・PLL・MPXやAuto-DX回路を搭載したFM/AMチューナー。
フロントエンド部には、高精度周波数直線型3連バリコンと、高周波特性が優れたジャンクションFETを採用しており、妨害排除特性を向上しています。
また、IF段の設計にはヤマハ独自の微分利得直視解析法を活用しており、オーディオ特性や選択度を改善しています。
Auto-DX回路を搭載しており、アンテナ入力レベルが30dB・μより小さくなるか、SN比が50dBより悪くなると、自動的にDX受信に切替り高選択度受信が可能です。
MPX回路には、ヤマハ独自の平均値復調回路とPLL・ICを使用したサブキャリア発生回路に、さらにNFBをかけたNFB・PLL・MPX回路を採用しています。
メータには電波の強弱だけでなく、妨害信号の有無も表示可能な妨害検出型メーターを搭載しています。
333Hzのテスト信号発生回路であるレコーディングキャリブレーターを搭載しています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
FM実用感度(IHF、300Ω) | mono:1.9μV |
イメージ妨害比 | 55dB |
IF妨害比 | 80dB |
キャプチャーレシオ | 1.0dB |
実効選択度(IHF) | Normal:55dB DX:82dB |
SN比 | mono:80dB stereo:75dB |
全高調波歪率 (1kHz、Normal) |
mono:0.1% stereo:0.15% |
ステレオセパレーション | 40dB(1kHz、Normal) |
周波数特性 | 30Hz~15kHz +0.5 -1.5dB |
サブキャリア抑圧比 | 36dB |
<AMチューナー部> | |
実用感度 | 18μV |
選択度(IHF) | 25dB |
<総合> | |
付属回路 | Auto-DX回路 FMミューティングスイッチ Recキャリブレータ Signal Strength/Qualityメーター |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 8W |
外形寸法 | 幅435x高さ133.8x奥行334.5mm |
重量 | 4.9kg |