オーディオの足跡

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NS-V1000YSTの画像
 解説 

小型2ウェイスピーカーシステムとYST方式サブウーファーを一体化したアクティブサーボスピーカーシステム。

超低域用にヤマハ独自のYSTサブウーファーを採用しており、迫力のある低音再生を可能にしています。
ユニットにはスプルースコーンを用いた20cmコーン型ウーファーを2個使用しており十分な音圧を得ながら定位も向上しています。また、ポート部は表面に滑らかな素材とエッジの無い形状を採用した高品位な設計となっています。

YST方式を有効に活用するため、120Wのパワーアンプを搭載しています。
このアンプは基本的にYST-SW1000と同一となっており、ハイカットを固定できるため回路がシンプル化され、クオリティが向上しています。

低域には16cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットの振動板には、NS-10Mと同系の密度や厚みにムラの無い白いシートコーンを採用しており、中域を重視したカーブドタイプとなっています。

高域には3cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
ダイアフラムにはチタンをベースにベリリウムを蒸着したものを採用しており、振動系を磁気回路に直接取付けキャビネットにダイレクトにマウントするフレームレス構造や、ボイスコイルと振動板を一体成形し、さらに銅クラッドアルミリボン線をエッジワイズ巻きで採用することにより、振動系の軽量化と不要振動を排除しています。
また、ダンプリングによるネットの鳴き止めも施されています。

ウーファーとトゥイーターの磁気回路にはアルニコマグネットを採用しています。また、サブウーファー部のユニットには力強い音を得るためにフェライトマグネットを採用しています。

エンクロージャーのフロントバッフルは全てのユニットを垂直線上にマウントしたインラインセンター配置となっており、さらに音の回折を最小にするラウンドバッフルや、バッフル面積の最小化によって定位と音場再現力を改善しています。
また、エンクロージャーには26mm厚の高密度パーティクルボードを採用しており、形状自体を高強度とするとともに各所に補強材を使用することで高剛性化を図っています。また、外装には響きの美しい樺材を使用しています。
さらに、2ウェイ部はスラント形状とすることで内部定在波の発生を防止しています。また、周波数ごとに材質を変えた薄手の吸音材を使用することで定在波の発生を防止しています。

2ウェイブにスピーカー入力端子、サブウーファー部にスピーカー入力端子とピン入力端子を搭載しています。
プリメインアンプやパワーアンプはスピーカー入力端子にバイワイヤリング接続し、コントロールアンプなどのプリアウトがあるアンプとは、ウーファー部はピン入力、2ウェイ部にはパワーアンプからスピーカー入力端子に接続する構造となっています。

機種の定格
方式 3ウェイ・4スピーカー・密閉・YST方式・フロア型・防磁型
使用ユニット 超低域用:20cmコーン型x2
低域用:16cmコーン型
高域用:3.0cmドーム型
ポート口径 7.7cm
再生周波数帯域 24Hz~30000Hz -10dB
クロスオーバー周波数 120Hz、3000Hz
インピーダンス
出力音圧レベル 92dB/W/m
最大入力 120W
サブウーファー・アンプ出力 120W
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 80W
外形寸法 幅295x高さ1101x奥行326mm
重量 38kg
付属 スピーカーケーブル(4mx4)