YAMAHA NS-C300
¥45,000(1台、1999年7月発売)
解説
ステレオ再生での豊かな音楽表現力だけでなく、シアターサウンドでも忠実に鳴らし切るスピーカーとして開発されたMCシリーズのスピーカーシステム。
その他のMCシリーズと同じユニットやネットワークが採用されており、センタースピーカー用の構成となっています。
低域には16cmのコーン型ウーファーを2個搭載しています。
コーンには、ホワイトマイカを30%配合し、軽量・高剛性で理想的な特性を実現したPMD(Polymer Injected Mica Diaphragm)コーンを採用しています。
また、コーン形状にはインジェクション成型によって再現されたカテナリーカーブを用いており、材料には一切の着色を行わず、素材本来の持ち味を引き出すように配慮しています。
磁気回路には、90mm径ストロンチウム・フェライトマグネットやカプトンボビン・ボイスコイル、ハイリニアリティ・サスペンションなどを採用しています。
高域には3cmシルクドームトゥイーターを搭載しています。
振動板にはシルク素材を無着色で採用しており、磁気回路にはストロンチウムフェライトマグネットを採用しています。
エンクロージャーにはMDF材を全面的に採用しており、バッフル面をウレタン塗装仕上げとすることで自然な響きを得ています。
入力端子部分には、バイワイヤリング接続に対応し、バナナプラグも使用可能な金メッキ仕様のターミナルを採用しています。
別売りで専用スピーカースタンドやスピーカーブラケットがあり、より自由な設置が可能となっています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・防磁設計 |
使用ユニット | 低域用:16cmコーン型x2 高域用:3cmドーム型 |
周波数特性 | 45Hz~35kHz |
出力音圧レベル | 91dB/2.83V/m |
許容入力 | 140W |
最大入力 | 400W |
インピーダンス | 6Ω |
クロスオーバー周波数 | 3kHz |
外形寸法 | 幅540x高さ212x奥行290mm |
重量 | 12.4kg |
付属 | スピーカーコード(4m) スピーカースタンド(スラントブロック)x2 |