YAMAHA NS-5X
¥21,000(1台、1987年頃)
解説
デジタルやAVに対応した小型モデルとして開発されたスピーカーシステム。
低域にはSFCC(Super Fine Ceramic Composit)コーンを採用した18cmのユニットを採用しています。
SFCCコーンは、しなやかな弾力性を持つコーン紙の表面に、ファインセラミックの微粒粉を打ち込んで生成されています。
これによりコーン紙の持つ弾性力を活かしながら、表面のファインセラミックの固さで音離れが良くなっています。
高域にはチタン表面をHigh Nitride化(窒化)させ、表面に軽量高剛性の窒化膜を形成するCVD(科学気相蒸着)処理法によるHNチタンを採用した、3.5cmのドーム型ユニットが採用されています。
テレビ画面に影響を与えないように、防磁型になっています。NS-5Xでは、ユニットをダブルマグネット方式を採用することで、漏洩磁束を防止しております。また、ウーファーにはシールドカバーがついています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:18cmコーン型 高域用:3.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 60Hz~25000Hz |
クロスオーバー周波数 | 500Hz、6000Hz(12dB/oct) |
出力音圧レベル | 92dB/W/m |
インピーダンス | 6Ω |
許容入力 | 70W |
ミュージック許容入力 | 140W |
外形寸法 | 幅225x高さ370x奥行229mm |
重量 | 5.4kg |