オーディオの足跡

PR:YAMAHAの製品をヤフオク!で検索
PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

NS-370の画像
 解説 

特殊大型振動板NS型ユニットを搭載したフロア型スピーカーシステム。

低域には570x820mmの大型振動板NS型ウーファーユニットのJA-6002を搭載しています。
特殊成型による振動板は、振動面積が大きく剛性を持ち、湿度による影響の無い耐久性の高いものに仕上げられています。
ボイスコイルには66φの大口径アルミリボン線エッジワイズ巻きが採用され、マグネットにはヤマハ合金技術によって生まれた特許・ゾーメルティング製法による超異方性マグネットYM-5Sを使用しています。

中域には30cmコーン型スコーカーのJA-3053を搭載しています。
大型スピーカー用に開発されたユニットで、厳選された素材を抄いて成型されたコーン紙には、高域の減衰のためウールが配合されており、中音域の豊かな再現のため特殊な断面形状を持たせています。

高域にはホーン型トゥイーターのJA-0506Bを搭載しています。
振動板には厚さ30μの特殊硬質ジュラルミン箔が使用され、エッジはタンジェンシャルコルゲーションを持つ構造により、強度を高めています。
また磁気回路には、アルミリボン線エッジワイズ巻きによる23φボイスコイル、空隙磁束密度17,000gauss、総磁束24,600maxwellの40φマグネットを搭載し、110dBの高能率を実現しています。

ネットワークによる歪を避けるため、コイルには空芯コイルを使用し、0.8φのホルマール線を採用して直流抵抗を下げるとともに、パワーロスを防ぎかつ特性変化を少なくしています。
また、コンデンサにはMPコンデンサを使用しています。

エンクロージャーは落ち着いたクラシック調のデザインを採用し、ヤマハの木工技術が生かされた風格ある仕上げとなっています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・後面開放方式・フロア型
使用ユニット 低域用:NS型(JA-6002)
中域用:30cmコーン型(JA-3053)
高域用:ホーン型(JA-0506B)
再生周波数帯域 45Hz~20000Hz
最低共振周波数(fo) 45Hz
インピーダンス
出力音圧レベル 102dB/W/m(新JIS)
最大許容入力 90W
クロスオーバー周波数 200Hz、5kHz
ネットワーク 低域:6dB/oct
中域:6dB/oct
高域:12dB/oct
外形寸法 幅1080x高さ755x奥行307mm
重量 37kg