YAMAHA NS-30X
¥29,800(1台、1986年頃)
解説
高能率で、明るく音離れの良いパワフルな音を目指して開発された3ウェイブックシェルフ型スピーカーシステム。
低域には20cmのユニットが採用されています。
このユニットでは、コーン紙の表面に、ファインセラミックの微粒粉を固着させたSFCC(スーパー・ファイン・セラミック・コンポジット)という方式のコーンが使用されております。
中域には振動板にチタン表面をCVD(科学気相蒸着)処理法でHigh Nitride化し、軽量高剛性化したHNチタンドームを採用した2.5cmのドーム型ユニットが採用されています。
トゥイーターは中・低域との音のバランスを考慮し、1.5cmのドーム型ユニットが採用されており、その振動板にはポリエステルフィルムの表面にアルミを蒸着した1.5cmドームを用いています。
ユニットレイアウトは、音質的、デザイン的に吟味され、バッフル面のセンターに合わせるインラインセンター化し、バッフル両サイドのエッジに丸みを持たせたラウンドバッフルを採用しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 中域用:2.5cmドーム型 高域用:1.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 40Hz~25000Hz |
クロスオーバー周波数 | 1800Hz、8000Hz |
出力音圧レベル | 92dB/W/m |
インピーダンス | 6Ω |
許容入力 | 90W |
ミュージック許容入力 | 180W |
外形寸法 | 幅282x高さ474x奥行265mm |
重量 | 10kg |