
YAMAHA NS-225F
¥25,000(1台、2004年発売)
解説
225シリーズのトールボーイ型スピーカーシステム。
低域には新開発の8cmコーン型ウーファーを2個搭載しており、ツインドライブ構成としています。
振動板にはPMD(Polymer Injected Mica Diaphragm)コーンを採用しています。この振動板は最高品質のホワイトマイカを30%配合する事で軽量・高剛性で理想的な内部損失と高弾性率を実現しています。さらにエッジ部には発泡EPDMエッジを採用しており、充分な強度を確保しつつ40%の軽量化を実現しています。
高域には3cmドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはアルミマグネシウム合金を用いたDC-ダイヤフラム(Direct Coupled Diaphragm)を採用しています。DC-ダイヤフラムでは振動板とボイスコイルボビンを一体成型とすることで振動系全体の軽量化を図っています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しており、バスレフポートにはツインバスレフポートを採用しています。
構造ではフロントバッフルの横幅をリアバッフルの横幅より広くとった台形の縦断面形状を採用しており、音質劣化の原因となる内部の定在波を排除しています。さらにフロントバッフルの角を斜めにカットする事で有害な回折現象も低減し、よりクリアで美しい響きを得ています。
外観の仕上げはチェリーとホワイトウッドの2色のバリエーションがありました。
高級木目ピアノと同じポリウレタン・オープンポア塗装が施されたリアルウッド突板仕上げが施されています。
スチール製の大型フットプレートを装備しています。
入力端子には金メッキ真鍮削り出しスピーカーターミナルを採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁設計 |
使用ユニット | 低域用:8cmコーン型x2 高域用:3cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 60Hz~50kHz -10dB |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 86dB/2.83V/m |
許容入力 | 40W |
最大入力 | 120W |
クロスオーバー周波数 | 3kHz |
外形寸法 | 幅236x高さ1,050x奥行236mm(スタンド含む) |
重量 | 7.7kg |
付属 | スピーカーケーブル(4m) |