YAMAHA YP-211
¥30,000(1978年頃)
解説
安定した基本性能を追求したベルトドライブプレイヤー。
モーターには電源周波数に同期して正確に回転する4極シンクロナスモーターを採用しています。このモーターは電源電圧の変動や負荷変動などの影響を受け難くなっています。
また、ターンテーブルには鋳造の段階から精密にダイナミックバランスをとった30cmアルミダイキャスト製ターンテーブルを採用しています。
ターンテーブル軸受やモータープーリーをミクロンオーダーで仕上げた事により優れた特性を得ています。
トーンアームには、軽合金製S字型パイプアームを採用しており、高精度加工により高感度化を図っています。また、ヘッドシェルの端子には金メッキを施しています。
カートリッジにはMM型カートリッジCG-4500IIを採用しています。
脚部には特殊ダンパー材によるドーム型のインシュレーターをつけたことによって全体が防振強化設計となっています。
セミオート機構を内蔵しており、演奏が終るとアームは自動的にレコード面から上がってアームレストに戻り、ターンテーブルが停止します。
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー |
| モーター | 4極シンクロナス |
| 駆動方式 | ベルトドライブ |
| ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト |
| ワウフラッター(WRMS) | 0.08%以下 |
| SN比 | 52dB以上 |
| トーンアーム | S字型パイプアーム |
| 取付カートリッジ自重範囲 | 5g~11g |
| カートリッジ | MM型、CG-4500II |
| 交換針 | N-4500II(¥3,600) |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 定格消費電力 | 9W(50Hz)、8W(60Hz) |
| 外形寸法 | 幅435x高さ150x奥行361mm |
| 重量 | 6kg |