
YAMAHA MDX-595
¥49,800(1999年発売)
解説
最新バージョンのATRAC-ICを搭載したMDレコーダー。
録音/再生の音質を左右するATRAC回路に24ビット精度のDSPを内蔵した最新のATRAC-ICを採用しています。
D/A変換部には20ビットD/Aコンバーターを搭載しています。
デジタル回路とアナログ回路を分離する事で相互干渉を抑えています。
また、アナログ回路は太く、デジタル回路は細く設計する事でデジタル回路基板を小さくし、デジタルノイズのアナログ回路への影響を低減しています。
大型コンデンサや大型抵抗、極太ジャンパーなどの音質パーツを採用しています。
デジタルRECボリュームを搭載しており、デジタル録音時に+12~-∞の範囲でレベル調整が可能です。
これによりCDやBS/CS放送など様々なデジタルソースの音量差を解消し、録音レベルの整ったディスクを作れています。
異なるデジタルソースを44.1kHzに自動変換するサンプリングレートコンバーターを搭載しています。
つねに本来の録音可能時間を保つフリーレコーダブルエリア(FRA)機能を採用しています。
ミュージックシンクロ録音機能を搭載しています。
録音したいソースから信号を感知して自動的に録音スタートします。
タイムレスキュー録音機能(6秒)やA-B間位レース、UNDO機能、カナ文字タイトル機能などの編集機能を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | MDレコーダー |
ディスク | MD |
記録方式 | 磁界変調オーバーライト方式 |
再生読み取り方式 | 非接触光学式読み取り(半導体レーザー使用) |
レーザー | 半導体レーザー(l=785nm) |
録音再生時間 | 最大74分(MDW-74使用時) ※モノラル録音再生では倍になります。 |
回転数 | 約400~900rpm(CLV) |
エラー訂正方式 | ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-solomon Code) |
サンプリング周波数 | 44.1kHz サンプリングレートコンバーター内蔵 32kHz、48kHzは44.1kHzに変換して録音 |
コーディング | ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding) |
A/Dコンバーター | 20ビット⊿Σ方式(128fs) |
D/Aコンバーター | 20ビット⊿Σ方式(128fs) |
チャンネル数 | 2ch(ステレオ) 1ch(モノラル長時間モード) |
周波数特性 | 5Hz~20kHz ±0.5dB |
SN比 | 99dB(再生時) |
ワウフラッター | 測定限界値(±0.001% W.peak)以下 |
デジタル入力端子 | 光:2系統 |
アナログ入力端子 | 1系統 |
デジタル出力端子 | 光:1系統 |
アナログ出力端子 | 1系統、300mV/56kΩ |
アナログ出力レベル | 2.0±0.5Vrms |
ヘッドホン出力(-20dB) | 1系統、300±60mV |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 13W |
外形寸法 | 幅435x高さ96x奥行288mm |
重量 | 4.1kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |