YAMAHA KX-W500
¥59,800(1987年頃)
解説
フルコンポサイズのダブルリバースデッキ。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーBとドルビーCの2つのノイズリダクションを搭載しています。
マニュアルリバース、オートリバース、オートリバースリピートの計3種類のリバースモードを搭載しています。
マニュアルリバースでは片面だけを録音・再生します。オートリバースでは1回だけ往復録音・再生をします。オートリバースリピートでは、デッキA、Bとも各8回まで再生可能でで、デッキAからBへのリレー再生も可能です。
ダビングはワンタッチで行え、スイッチ1つでデッキAとBがシンクロスタートします。
モードはNormal(定速)とHigh(倍速)の2タイプで、曲を聴きながらのダビングと所要時間が1/2のスピードダビングが可能です。
ヘッド部にはフォトセンサー方式のオプティカルクイックリバース機構を採用しています。
この方式ではフォトセンサーがリーダーテープの始まりを感知して反転するため、A/B面連続の長時間録音も可能です。
前後1曲の頭出しが可能なミュージックサーチを搭載しています。
レックリターン機能を搭載しており、録音中にダイレクトに巻戻し操作を行うと、テープを録音開始点まで巻き戻して自動的に停止します。
録音中にワンタッチで4秒のブランクを作れるオートレックミュートをデッキAに搭載しています。
LEDを用いたピークレベルメーターを搭載しています。
ヘッドホン出力を搭載しています。
別売のリモートコントローラーRS-KW5を接続することで、離れた場所からの操作が可能です。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
テープ録再方式 | オートリバースステレオダブル デッキA:録再 デッキB:再生 |
ヘッド | 録音・消去一体ロータリーヘッド デッキA録再:ハードパーマロイ 消去:ダブルギャップフェライト デッキB再生:ハードパーマロイロータリーヘッド |
モーター | キャプスタン用:DCサーボモーター リール用:DCモーター |
ワウフラッター | 0.08%以下(JIS、W.RMS) |
SN比 | 72dB(ドルビーC on) |
周波数特性 | 20Hz~15kHz ±3dB(ノーマル) 20Hz~16kHz ±3dB(クローム) 20Hz~16kHz ±3dB(メタル) |
総合歪率 | 1% |
チャンネルセパレーション | 40dB |
入力感度/インピーダンス | Line:50mV/50kΩ |
出力レベル/インピーダンス | Line:360mV/1.2kΩ Headphone:0.3mW/8Ω |
消費電力 | 15W |
外形寸法 | 幅435x高さ112x奥行271.5mm |
重量 | 5.0kg |
別売 | リモートコントロールユニット RS-KW5(¥6,800) |