
YAMAHA KX-690
¥55,000(1997年発売)
解説
3ヘッド方式とクローズドループデュアルキャプスタン方式を採用したカセットデッキ。
ヘッド部に3ヘッド方式を採用しており、録音・再生専用ヘッドの採用によって全帯域にわたって良好な録音/再生を実現しています。
また、メカニズム部には高精度クローズドループデュアルキャプスタン方式を採用しており、テープ張力を一定に保つことでテープ振動による変動ノイズの発生を防止しています。
録音信号の高域の強さにあわせてバイアス量を自動調整するドルビーHX-PROを搭載しています。
また、バイアスアジャストにより様々なテープに最適な録音が可能です。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーB/C NRを搭載しています。
160kHzのハイバイアスを採用しており、ビート歪を抑えています。
オートテープチューニングを搭載しています。
他のデッキで録音したテープの再生時などに高域周波数特性を調整できるプレイトリム機能を搭載しています。
駆動部にヤマハ独自のメカARTベースを採用しており、振動を最小限に抑えています。
ヤマハCDプレイヤーとのシンクロRECが可能です。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド構成 | 3ヘッド 録音:ハードパーマロイ 再生:ハードパーマロイ 消去:ダブルギャップフェライト |
バイアスサーボ | ドルビーHX-PRO |
録音/消去方式 | 160kHzハイバイアス |
ワウフラッター | ±0.04%(WRMS) |
周波数特性 | 20Hz~21kHz ±3dB(メタル) 20Hz~19kHz(ハイ) 20Hz~18kHz(ノーマル) |
S/N比 | 76dB(ドルビーNR S on) 56dB(ドルビーNR off) |
歪率 | 0.8% |
セパレーション | 45dB以上 |
クロストーク | 55dB以上 |
消費電力 | 16W |
外形寸法 | 幅435x高さ126x奥行279.5mm |
重量 | 5.0kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |