オーディオの足跡

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K-1000の画像
 解説 

ORBiTを搭載したステレオカセットデッキ。

独自のマイコン技術を生かして開発されたORBiT(Optimum Record Bias Tuning)を搭載しています。
この回路はK-2000に採用されたα-ORBiTをセミ・オート化したもので、ディスプレイを見ながら最適なバイアスコントロールができるようになっています。

録再ヘッドには2枚ラミネート構造のローインピーダンス・ピュアセンダストヘッドを採用しています。
磁気特性に優れたヤマハ独自のピュアセンダスト・ヘッドをマルチラミネート化し、さらに録音・再生コンビネーションヘッドとすることで、従来不可能であった録音同時モニターを可能にしています。また、録音/再生とも最適なギャップ長にセット可能なため、優れた録再周波数特性を実現しています。

メカニズム部にはダイレクトドライブメカニズムを採用しています。

電気-磁気無歪変換を目指して開発されたリニアEMトランスダクションを採用しています。
従来のデッキではLCバイアス発振器と出力にバイアストラップを持つ録音アンプでヘッドをドライブしていたのに対し、リニアEMトランスダクションでは歪の少ないバイアスを録音アンプの入力でミックスし、ヘッドを定電流でダイレクトドライブしています。これによりヘッド電流の歪を改善し、録音時のIM歪やビートダウンを低減しています。

ノイズリダクションシステムとしてドルビーBに加えてdbxを搭載しています。

16点ワイドレンジ・バーグラフメーターを搭載しています。

テープカウンターにはリニアカウンターを採用しています。
リニアカウンターは従来のカウンターとは異なり、テープの走行時間をリニアに示すことができ、より正確な表示が可能です。

シルバーとブラックの2種類のバリエーションがありました。

別売のワイヤードリモコンを接続することで離れた場所からの操作も可能です。

機種の定格
型式 カセットデッキ
ワウフラッター 0.02%(JIS-WRMS)
録音再生周波数特性 20Hz~20kHz ±3dB
SN比 59dB(Dolby off)
ヘッド構成 3ヘッド
録再ヘッド:2枚ラミネートセンダストヘッド
モーター ダイレクトドライブ・キャプスタン2モーター方式
バイアス調整 ORBiT(セミオート)
カウンター 4桁デジタルリニアカウンター
メーター ワイドレンジピークホールドバーグラフメーター
(-40dB~+8dB、LED16点)
ノイズリダクション ドルビーB、dbx
ヘッドアンプ FET差動入力DCアンプ
録音方式 リニアEMトランスダクション
テープセレクター テープ孔によるオートセレクト
モニター NR off時に同時モニター可能
オートファンクション 0-ストップ
0-Mリピート
フルリピート
外形寸法 幅435x高さ112x奥行340mm
重量 9.2kg
別売 リモートコントロールユニット RS-10(¥6,000)