YAMAHA GT-750
¥69,800(1985年発売)
解説
GT-1000からキャビネットやモーターの一部を変更することでさらにハイC/P化を図ったレコードプレイヤー。
ターンテーブルには直径360mmで自重3kgの30mm厚アルミダイカスト製ターンテーブルを採用しています。400gのSBR製マットとの組み合わせにより慣性質量600kg/cm2を実現しています。
また、モーターには起動トルク1.2kg・cmのDC4相8極コアレスモーターを採用しており、クォーツPLL方式によって安定した回転を可能にしてます。
トーンアームはスタティックバランスS字型トーンアームを採用しており、ジンバルサポート方式により水平・垂直の初動感度7mgを実現してます。また、亜鉛ダイカスト製のアームベースや真鍮削り出しの27mmφ極太支柱を採用しています。
さらに、糸吊り式のアンチスケート機構や高さ調整機構を搭載しています。
コネクタ部を太くして有害振動を防止したアルミダイカスト製ヘッドシェルを装備しています。
キャビネットには、18mm厚高密度パーティクルボードを強固にくみ上げた88mm厚(底板含む)のキャビネットを採用しています。
また、脚部にはスプリングとラバーの複合型インシュレーターを採用しています。
3.5mm厚のダストカバーを採用しています。
別売オプションとして、GT-2000Xに採用されたトーンアームYSA-1や、限定生産されたストレートアームYSA-2を装備できます。
非接触光学式のオートリフタYAL-1を使用できます。
アンカーブロックYAB-1を使用できます。
YAB-1は1セット2個のダンベルウェイトを鉄棒で連結して使用するもので、1セット32kgの重量を誇り、GT-2000の重量を60kgまで増やすことができます。
さらに、高さ調整機構付きスプリング・ラバー複合型フィートが付属しており、GTシリーズ以外のプレイヤーにも使用することができます。
ディスクスタビライザYDS-3が使用できます。
YDS-3は真鍮削りだしの金属部とアフリカンパドックの木部との二重構造になっており、両部を使い分けることで音色の変化が楽しめます。
74mmφx34mmのアルミ・真鍮複合型のディスクスタビライザYDS-8が使用できます。
ピンポイントブロックYPB-1が使用できます。
YPB-1は真鍮削り出しのピンポイントブロックで、GTプレイヤーやスピーカー、アンプを点で支えることができます。
ディスクスタビライザYDS-1が使用できます。
YDS-1は黄銅削り出しの盤を用いた電動ポンプ式レコード吸着システムで、原理的にレコード重量が4.5kgまで増加したのと等価の威力を発揮できます。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤー |
アーム型式 | スタティックバランスS字型アーム |
アーム実効長 | 262mm |
アーム初動感度 | 7mg(水平・垂直) |
適用カートリッジ自重範囲 | 3g~12g |
信号系インピーダンス | 0.93Ω/ch |
駆動方式 | ダイレクトドライブ |
サーボ方式 | クォーツPLL方式 |
モーター | DC4相8極コアレスホールモーター |
ターンテーブル | 36cmアルミダイカスト製、3kg |
慣性モーメント | 600kg/cm2 |
ワウフラッター | 0.006%以下(FG直読) |
SN比 | 82dB(DIN-B) |
キャビネット | 88mm厚Vカットパーティクルボード |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 5W |
外形寸法 | 幅532x高さ212x奥行406mm |
重量 | 15.4kg |
別売 | オートリフタ YAL-1(¥9,000) ディスクスタビライザー YDS-1(¥60,000) トーンアーム YSA-1(¥40,000) トーンアーム YSA-2(限定生産品、¥60,000) |
別売:ディスクスタビライザー YDS-3(¥8,500) | |
外形寸法 | 直径70x高さ32mm |
重量 | 680g |
別売:ディスクスタビライザー YDS-8 | |
外形寸法 | 直径74x高さ34mm |
重量 | 850g |
別売:ピンポイントブロック YPB-1(4個1組、¥30,000) | |
重量 | 1.5kg(1個) |