
YAMAHA DVD-S1200
¥98,000(2001年頃)
解説
DVDオーディオにも対応したDVDオーディオ/ビデオプレイヤー。
DVDオーディオ再生機能を搭載しており、AVアンプの5.1chアナログ音声入力端子に接続してマルチチャンネルオーディオが楽しめます。
音楽ディスク再生時にビデオ回路の電源を落として映像系からの影響を抑えるビデオOFF機能も搭載しています。
3-2プルダウン方式のプログレッシブ回路を搭載しています。
この回路では3-2プルダウン~プログレッシブ処理をダイレクトに行う事で従来方式のDVDプレイヤーと比較してより自然な映像再現を可能にしています。
また、24フレームでプログレッシブ記録された映画フィルムなどの映像ソースを3-2プルダウン60フレーム・プログレッシブ信号へとダイレクトに変換する事で、従来方式のDVDプレイヤーでは再現が難しかった動きの早いシーンでも映画フィルムの雰囲気のままシャギーノイズを抑えた映像が楽しめます。
ビデオDACには54MHz/12bitビデオDACを搭載しており、オーバーサンプリングによる高精度変換でより優れた映像再現を可能にしています。
オーディオDACには192kHz/24bit(フロント2ch)と96kHz/24bit(その他ch)のDACを搭載しています。
DTS/ドルビーデジタルレコーダーとヘッドホンサラウンド回路を内蔵しています。
メカニズム部には直径12cmの大口径スタビライザーを採用しており、ディスク表面の不要振動を効果的に抑える事でより安定したピックアップを実現しています。
ブロックノイズリダクション機能を搭載しており、MPEG圧縮特有のブロックノイズが低減できます。
また、エッジ周辺のノイズを除去するモスキートノイズリダクションも搭載しています。
さらに3次元ノイズリダクションによって前後の画面を比較しながら時間軸方向のランダムノイズを除去できます。
D1/D2映像出力端子に加え、コンポーネント(色差)映像出力端子を搭載しています。
さらにS映像出力やコンポジット映像出力などの豊富な出力端子を搭載しています。
シネマポジション機能を搭載しています。
この機能ではしっとりとした映像の質感や暗部のディテールを効果的に引き出す事で映画館で見る映画のような自然な発色と解像感が得られます。
シネマラウドネス機能を搭載しており、夜間などの小音量時にセンターチャンネルの音声レベルを上げる事でセリフを聞き取りやすくできます。
この機能はアナログ音声出力にのみ対応しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | DVDプレイヤー |
再生メディア | DVDビデオ、DVDオーディオ、ビデオCD、音楽CD(CD-R/RW再生可) |
周波数特性 | DVD(リニア音声) 2Hz~22kHz(48kHzサンプリング) 2Hz~44kHz(96kHzサンプリング) DVDオーディオ 2Hz~88kHz(192kHzサンプリング) CD 2Hz~20kHz(EIAJ) |
高調波歪率 | CD:0.002% |
ダイナミックレンジ | CD:99dB(EIAJ) DVD(リニア音声):103dB |
S/N比 | CD:115dB |
ビデオ出力 | S映像出力:2系統 D1/D2映像出力:1系統 コンポーネント映像出力:1系統 コンポジット映像出力:2系統 |
デジタル音声出力 | 光:1系統 同軸:2系統 |
アナログ音声出力 | L/R:1系統 5.1ch:1系統 |
消費電力 | 12W |
外形寸法 | 幅449x高さ99x奥行281mm |
重量 | 3.5kg |
付属 | ワイヤレスリモコン 映像/音声RCAピンケーブル(1.5m) |