YAMAHA CDR-HD1500の仕様ヤマハ

YAMAHA CDR-HD1500
￥75,000(2005年6月上旬発売)

　解説　

HDD録音とCD-Rの編集・作成が可能なHDD/CDレコーダー。

HDDレコーダー部には市販されている内蔵型3.5インチIDE/ATAタイプHDDが使用できます。
ディスク容量は20～400GBまで対応しており、160GB HDD装着時で約240時間、400GB HDD装着時で約600時間の連続録音が可能です。

CDからHDDへのストックは最大10倍速に対応し、HDDからCDへの録音は最大8倍速(AudioMASTERモード時は4倍速固定)となっています。収録時間50分のCDで約5分でHDDへストックが可能です。
さらに、外部入力からの録音も最大で1トラックあたり約180分まで可能です。

HDDレコーダー部とCDレコーダー部ともにCDと同じ非圧縮リニアPCMプロセスを採用しています。
新たに採用した音楽用CD-R/RWドライブと、それに最適化したソフトウェアを搭載することで、音楽CDだけでなく衛生音楽放送などからもMDやMP3のようなデータロスが発生しない高音質の録音・編集が可能です。
また、タイマー録音機能も搭載しており、手持ちのオーディオタイマーと組み合わせて留守録音も可能です。

映像出力端子(S映像/コンポジット)を装備しており、曲情報(グループ/トラック)や各種設定状態をモニターやテレビで表示できます。

ヤマハ独自のAudioMASTERモードを搭載しています。
このモードではCD再生時の線速度を従来の1.2m/sから1.4m/sへと約17%高めることで記録信号のばらつきを相対的に吸収しており、再生時のジッターも低減させ、CD原盤レベルでの高音質ディスク録音を可能にしています。
AudioMASTERモードで記録されたCD-Rは一般のCDプレイヤーで再生が可能となっており、記憶されるデータ幅が広く、読み取りが容易なため、データの保存性がよく、カーオーディオなどでの再生もより確実となります。

A/D変換部とD/A変換部には高精度24bitタイプを採用しています。

BGM感覚のロングプレイや、お気に入りの曲にブックマークを付けてまとめて聴く、HDD内にアルバムを作るなどのプレイ機能を搭載しています。

パソコンとの接続を可能にするRS-232C端子を装備しており、ヤマハのホームページからダウンロードできる専用アプリを使ってタイトル入力が可能です。

デジタル入力レベル調整機能を搭載しており、内蔵CDまたは外部機器からのHDDへの録音レベルを±12dB(0.4dBステップ)の範囲で補正する事が可能です。
また、トラックレベル調整機能も搭載しており、トラックごとの音量差を±12dB(0.4dB)の範囲で補正できます。※トラックレベル調整を行ったアルバムをCD-RにAudioMASTER記録することはできません。

フレーム単位の高精度トラック編集機能を搭載しています。
HDDへストックした曲は従来のCDレコーダーでは不可能だった1フレーム(1/75秒)単位での高精度な編集が可能です。さらに、音楽CDに記録されたCD-TEXTデータ(アルバム名、曲名)をHDDへ同時にコピーしたり、HDDへ新規入力することもできます。

8倍速(CD-R)、4倍速(CD-RW)の高速ファイナライズ機能を搭載しています。
また、4倍速の高速消去(CD-RW)機能も搭載しています。

デジタルフェードイン/アウト機能を搭載しています。

ボリューム付きヘッドホン端子を装備しています。

十字キー付きの新型ワイヤレスリモコンが付属しています。
このリモコンでは十字キーによってストックした曲の編集やアルバムづくりがより素早く行えるだけでなく、グループスキップ専用ボタンやテンキーなども装備し、選曲時の操作性を高めています。

CDR-HD1500にはHDDは付属しておらず、別途購入が必要でした。
また、CDR-HD1500専用のハードディスクも販売されていました。