YAMAHA UD-500
価格不明(1970年代前半頃)
解説
2チャンネルステレオシステムを4チャンネルへ発展させるクォードライザーアンプ。
4-2-4方式で、2-4のマトリックス回路のクォドライザーを搭載しています。
また、2チャンネルステレオシステムの回路構成にそれぞれ対応できるよう、4つのチャンネルの単独レベル調整や、全てのチャンネルのトータル音量調整が可能です。
接続にはステレオシステムやアンプのテープモニタースイッチや、プリアウト/メインイン端子を利用します。
リア用アンプとして50Wのパワーアンプを内蔵しています。このアンプは単独にサブアンプとしても使用できます。
4チャンネルのエフェクトとしてHallやSurroundを搭載しています。また、4チャンネルテープなどを再生できるDiscreteポジションも備えています。
テープモニタースイッチは2チャンネル用と4チャンネル用があり、ハイカットフィルターも組み込まれています。
機種の定格
型式 | クォードライザーアンプ |
ダイナミックパワー | 50W(IHF) |
実効出力 | 15W/15W |
負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
周波数特性 | 20Hz~40kHz -3dB |
4chデコーダー | サラウンド:マトリクス方式 ホール:位相変移方式 |
その他 | 2-4chテープモニター可能 トータルボリューム 4chボリューム |
電源 | AC100V |
最大消費電力 | 80W |
外形寸法 | 幅260x高さ140x奥行300mm |
重量 | 4.5kg |