YAMAHA KT-3
¥23,500(1964年頃)
解説
放送局、ホール、喫茶店などで使うプロフェッショナル用として開発されたターンテーブル。
プロ用に設計されたヒステリシスシンクロナスモーターが使われ、ターンテーブル及びドライブ機構には精密工作と入念な組立、調整が施されています。
ターンテーブル部は軽合金で出来ており、マグネチックカートリッジに悪影響を与えないようにしています。
また、ターンテーブルシャフトは焼入後に研磨、ホーニングされ、燐青銅ベアリングとの組み合わせでスムーズな回転が得られています。
特殊なリムドライブ方式(特許No.215774)により簡単なスピードの切替えがレバーで行われ、特に切換時におけるショックを防いでいます。
また、レバーと電源スイッチが連動しており、アイドラーゴムの変形を防いでいます。
機種の定格
型式 | ターンテーブル |
ターンテーブル外径 | 30.4cm(12inch) |
ターンテーブル回転数 | 33 1/3rpm、45rpm |
ターンテーブル駆動形式 | リムドライブ方式 |
ターンテーブル表面の振れ | ±7/100mm以内 |
回転速度ムラ | 0.2%rms以下 |
ランブル | 40dB以上(1kHz、50mm/sec) |
電源電圧 | AC100V/117V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 20VA |
外形寸法 | 上記画像参照 |
重量 | 6kg |
付属 | トーンアーム用アダプターx1 45rpmレコード用アダプターx1 ボード取付金具及びネジx4 |