YAMAHA CA-500Q
価格不明(1970年代前半頃)
解説
4チャンネルクォドライザーを搭載したステレオプリメインアンプ。
CA-500Qはプリメインアンプとしての回路構成に加えてマトリックス方式のクォドライザーを内蔵しており、ステレオアンプをもう1台追加接続することで4チャンネル再生が可能です。
プリアンプ部とメインアンプ部の切り離し機構とレベル切換スイッチ(Rear Gain
+12dB)機構を搭載しており、メインアンプ部はフロント用としてもリア用としても使用できます。
ファンクションスイッチにはプッシュボタンを採用しています。
テープモニタースイッチやハイ・ローフィルター、ラウドネススイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
ダイナミックパワー(IHF、1kHz) | 60W |
実効出力(1kHz、片ch駆動) | 22W/22W |
全高調波歪率 | 0.05%(1kHz、20W出力時) |
IM歪率(70Hz:7kHz=4:1) | 0.1%(20W出力時) |
パワーバンド幅(IHF、0.5%歪) | 18Hz~46kHz |
入力感度/インピーダンス | Phono:3mV/50kΩ Aux、Tape PB(Pin)、Rec PB(Din):200mV/50kΩ Main in:775mV/50kΩ |
出力端子 | スピーカー端子:2系統(A、B、A+B) ヘッドホン端子:1系統 Pre out:775mV/10kΩ Rec out(Pin):200mV/10kΩ Rec out(Din):30mV/80kΩ |
周波数特性 | Phono:30Hz~15kHz ±0.5dB Aux、Tape PB、Rec PB:20Hz~30kHz +1 -3dB パワーアンプ部:15Hz~50kHz +0 -3dB |
ダンピングファクター | 40(8Ω、1kHz) |
トーンコントロール | Bass:±10dB(70Hz) Treble:±10dB(7kHz) |
フィルター | Low:-3dB(70Hz、6dB/oct) High:-3dB(7kHz、6dB/oct) |
ラウドネスコントロール | +8dB(70Hz)、+6dB(10kHz) |
チャンネルセパレーション | 50dB(1kHz) |
付属回路 | 4chデコーダー 4chマトリックス回路sy通力端子 4chインプット端子 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
最大消費電力 | 120W |
外形寸法 | 幅400x高さ140x奥行300mm |
重量 | 8.0kg |