YAMAHA AX-700D
¥63,000(1987年発売)
解説
デジタルダイレクト入力を搭載したプリメインアンプ。
同軸2系統の入力に加え、光入力と同軸出力を搭載しています。
サンプリング周波数は32kHz、44.1kHz、48kHzに対応しており、3モードを自動的に追従します。
D/A変換部には、8倍オーバーサンプリングデジタルフィルタと左右独立ツインDAC構成のハイビットシステムを採用しています。
デジタル入力から最短の信号経路で再生するデジタルダイレクト回路を搭載しています。
また、デジタルノイズの影響を抑えるデジタル・スイッチを搭載しており、OFF時にはデジタル回路の電源を切る事でアナログ回路とデジタル回路の相互干渉を防ぐことができます。
電源部には、信号周波数や信号レベルによって変動するスピーカーインピーダンスに左右されずに安定した電力が供給できる強力LiD(Low-impedance
Drivability)電源を搭載しており、低負荷ドライブを実現しています。
パワー段にはALA(Absolute Linear Amplification)回路を採用しており、発生するクロスオーバ歪やスイッチング歪、僅かな歪を排除し、入力信号レベルに応じたリニアな増幅を実現しています。
高音質電解コンデンサーなどのクオリティパーツを採用しています。さらに、底板の高剛性化、制振効果に優れたヒートシンクの採用、吸振特性に優れたコルクインシュレーターを用いたジャイアントレッグなどを採用しています。
コンティニュアスラウドネスを搭載しています。
6ポジションRec outセレクターを搭載しています。
Stereo/Monoモード切換えが可能です。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz) | 100W+100W(6Ω、歪0.015%) 85W+85W(8Ω、歪0.01%) |
パワーバンド幅 | 10Hz~50kHz(42.5W、8Ω、歪0.03%) |
入力感度/インピーダンス | MC:160μV/220Ω MM:2.5mV/47kΩ CD、etc:150mV/47kΩ |
RIAA偏差 | 20Hz~20kHz ±0.5dB(MC) |
全高調波歪率 (20Hz~20kHz) |
MC:0.007% MM:0.003% |
S/N比(IHF-A) | MC:70dB MM:86dB CD、etc:106dB |
トーンコントロール (最大可変幅) |
Treble:±10dB(3.5kHz) Bass:±10dB(350Hz) |
ラウドネス | コンティニュアス |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 170W |
外形寸法 | 幅435x高さ139x奥行332mm |
重量 | 9.6kg |