
YAMAHA AX-390
¥32,000(1997年頃)
解説
上級モデルの設計思想を受け継ぎ、ヤマハ独自の技術を投入したプリメインアンプ。
ヤマハ独自のリニアダンピングサーキットを採用しており、極太の線材を多用するなどの徹底した内部インピーダンス低減が図られており、ソースの周波数変化によらない安定したダンピングファクターを実現しちえます。
また、電源部には強力LiD(ローインピーダンスドライバビリティ)電源を採用しており、大型トランスや大容量電解コンデンサーによって、スピーカーのインピーダンスが低下しても常に安定したドライブ能力を得ています。
CDの音をありのままに再生するためCDダイレクトアンプを搭載しています。
この方式では、入力端子直後に超ローノイズのCDダイレクトアンプを搭載しており、実使用時のS/N比を10dB改善しています。また、インピーダンスも低下するため外来ノイズの影響を受けにくくなっています。
この回路はスイッチ切換式となっています。
電源トランスの振動の影響を排除するため、防振マウントによるフローティングが施されています。
Phono端子を搭載しています。
ボリュームには電動ボリュームを採用しています。
トーンコントロールやコンティニュアスラウドネスを搭載しています。
チタンカラーとブラックの2色のカラーバリエーションがありました。
システムリモコンが付属しており、CDなどのヤマハコンポの操作が可能です。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz) | 65W+65W(6Ω、歪0.04%) |
ダイナミックパワー | 125W+125W(2Ω) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.5dB |
S/N比 | Phono MM:82dB CD:108dB 110dB(CDダイレクト) |
ダンピングファクター | 100(20Hz~20kHz、8Ω) |
消費電力 | 120W |
外形寸法 | 幅435x高さ146x奥行309mm |
重量 | 7.3kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |