オーディオの足跡

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 解説 

ロケーションモニタースピーカーとして設計、製作されたスピーカーシステム。
WATTは"Wilson Audio Tiny Tot"の略です。

低域には16.5cmコーン型ウーファー、高域には2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
各ユニットは5/1000以下の許容度でマッチされています。

ネットワーク部には、ポリプロピレンキャパシターやOFC空芯インダクターとこれにマッチする線材を使用しています。

エンクロージャーの材質には鉱物成分とセラミックが入ったマタクリレートポリマーを採用しています。
さらに、亜鉛合金インゴットの厳密な配置によりメカニカルチューニングが施されています。

低域用のチューニングポートが付属しており、使用するアンプに適応するダンピングファクターを変換できます。
WATTでは20~80(真空管アンプ用)と100~400(ソリッドステートアンプ用)の2種類のポートが付属しています。

別売りオプションとして販売された専用スタンド"Gibraltar Stand"では、WATTと同一の素材を使用しており、低域から中低域にかけてのアコースティカルな補助動作を得ることができます。
その他に、受注生産品としてサブウーファーがあり、18inchウーファーにより、低域特性を改善することが可能です。このサブウーファーのエンクロージャーはテーブルタイプの構造をしています。また、専用のクロスオーバーが付属しています。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 低域用:16.5cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
インピーダンス
推奨アンプ出力 30W以上
出力音圧レベル 90dB/W/m
外形寸法 幅305x高さ356x奥行419mm
重量 27.2kg
付属 チューニングポート(2種類)
別売 ジブラルタルスタンド(2台1組、¥180,000)
サブウーファー(システムに応じて受注生産)