VIENNA ACOUSTICS T-2G Mozart Grand
¥341,000(2台1組、2005年頃?)
解説
T-2の後継機として開発されたコンサートグランドシリーズのスピーカーシステム。
低域には新開発の14cmコーン型ウーファーを搭載しており、中域には14cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
これらのユニットの振動板にはウィーンアコースティック独自の高機能樹脂であるX3Pと2種類のポリプロピレンを混合した合成樹脂を採用しており、高い制動性を確保しています。
また、凹状に湾曲させたラバーエッジによってドライバーの駆動力を損なうことなく的確に伝えます。
高域には新開発のカスタムメイド2.5cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはシルクダイアフラムを採用しており、最適なコーティングが施されています。また、ボイスコイルには4Ωの極めて軽いものを採用しており、磁気回路の空隙には特別に開発された磁性流体を封入しています。これらの技術によって透明感のある高域再生を可能にしています。
ネットワーク部は2-1/2ウェイ方式を採用しており、低域用のユニットは中域以上の周波数をなだらかに減衰させています。これは、中域以上の再生においてはより小さな表面積で駆動するほうが効果的で、より優れた音波の分布パターンが得られるためです。
また、低域再生には2本のユニットをフルで使っており、より大きな表面積で駆動させています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
また、グリルネットの中心軸にディフューザー(位相拡散器)を組み込んでおり、全てのユニットの音波が拡散され、音場感の奥行きやステレオイメージを向上させています。
外観の仕上げは4種類のバリエーションがあり、ローズウッド、メープル、ピアノブラック、チェリーから選ぶこと選択できます。
アルミ製の専用スタンドが付属しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁設計 |
ユニット | 低域用:14cmコーン型 中域用:14cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
インピーダンス | 4Ω |
再生周波数帯域 | 32Hz~22kHz |
音圧レベル | 90dB |
許容入力 | 30W~200W |
クロスオーバー周波数 | 150Hz、2.8kHz |
外形寸法 | 本体のみ:幅170x高さ940x奥行295mm スタンド付き:幅215x高さ977x奥行340mm |
重量 | 約26kg |
付属 | アルミ製スタンド |