オーディオの足跡

XL-Z999EXの画像
 解説 

3つのK2プロセッサーの集大成として開発されたCDプレイヤー。

ビクターのソフトとハードが一致協力して音質を飛躍させたK2インターフェース、20bitK2スーパーコーディング、20bitK2プロセッシングに加え、ハイビット・ハイサンプリングの流れを受けてさらなる進化を遂げたExtended K2プロセシングを搭載しています。
この技術では入力デジタル信号から帯域制限を受ける前の音楽信号を想定して、2倍のサンプリング周波数に拡張して再生成しています。これにより本来の音楽信号に近い自然な高調波成分を復元することが可能となり、微妙な音質の違いや余韻、演奏会場の空気感を再現しています。

4電源トランス22系統独立電源供給をはじめ、2層構造シャーシや3ブロック構造による重心点へのメカ配置、信号経路の最短科を図ることで相互干渉による悪影響を排除しています。
さらにデジタル基板とアナログ基板を高速バランス伝送回路で結ぶとともに、デジタル波形に付加されるジッターやリップルといった符号外成分を根本から排除する高速バランス伝送のK2インターフェースを採用することで純度の高い音楽信号の再現を目指しています。

3fs対応の20bitK2デジタル出力端子や3系統の入力端子を搭載しており、CDディスクを演奏するだけでなく、BSやMD、DAT、外部プロセッサなどと組み合わせることが可能です。

CDトランスポート部にはトップローディング方式を採用しています。
気密性の高いエアタイト構造を採用するとともに、トップカバーには金属蒸着を施したガラスドアを用いることで電磁波や赤外線などの悪影響を抑えています。
さらに駆動系には直径6mmの極太スピンドルシャフトのリニアトルクモーターや、ピックアップの動作を安定させる重心点保持機構を導入しており、高い剛性とともに高精度化を徹底しています。

ワイヤレスリモコンが付属しています。

別売りオプションとして大口径クランパーがありました。

機種の定格
型式 CDプレイヤー
<トランスポート部>
フォーマット CD標準フォーマット
入力量子化bit数 16bit
サンプリング周波数 44.1kHz
<デジタルプロセッサー部>
入力フォーマット EIAJ標準フォーマット
入力量子化bit数 16~24bit直線
サンプリング周波数 32kHz、44.1kHz、48kHz自動検出
デジタル入力 Aux1(同軸)
Aux2(光)
DAT(同軸/光切替)
デジタル出力 BNC(同軸)
XLR(バランス)
DAT REC(同軸/光並列)
シグナルプロセッサー 量子化軸拡張:20bitK2プロセシングによる16-20bit変換
標本化軸拡張:ExtendedK2プロセシングによる倍サンプリング変換及び波形生成
デジタル出力 16bit、20bit(20bitK2による変換)切替
<D/Aコンバーター部(CD時)>
構成 96kHz対応ΔΣ型4次64fsノイズシェーピング
PEM型1bitタイプ
周波数特性 0.5Hz~20kHz ±0.5dB
SN比 110dB以上
ダイナミックレンジ 100dB以上
全高調波歪率 0.00180%以下
チャンネルセパレーション 110dB以上
アナログ出力 Balance:5.2Vrms/100Ω
Unbalance:2.6Vrms/50Ω
<その他>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 35W(電気用品取締法準拠)
最大外形寸法 幅435x高さ132x奥行404mm
重量 20kg
付属 ワイヤレスリモコン
別売:大口径クランパ XCL-3J(¥38,000)
外形寸法 直径φ110mmx高さ14.5mm
センターノブ部:直径φ36mm
質量 70g
備考 XL-Z999EX、XL-Z1000A、XL-Z900専用