VICTOR XL-R2010
¥74,000(2001年頃)
解説
CDプレイヤーとCDレコーダーを一体化したマルチプルCDレコーダー。
ワンタッチ録音やエディット録音などの機能を搭載しています。
まるごとディスク1枚の録音の場合はCD Recボタンを押すだけで良く、ディスクの中から好きな曲をプログラムして録音することも出来ます。
また、これらの録音時には4倍速のデジタルダビング(CD-RWは2倍速)が可能です。
またCD-Rへの録音時には、ファイナライズしなくても再生できるので、録音状態を確かめながらダビングする事も可能です。
デジタル入力とサンプリングレートコンバーターを搭載しており、衛星放送やDVDなどのデジタルソースをダイレクトに取り入れ、CDのサンプリング周波数に自動変換し、デジタル録音する事が可能です。
さらに、24bitA/Dコンバーターの採用によりアナログソースもデジタル変換してCD録音をすることが可能です。
CD-Rレコーダー部にブラシレスDDモーターを使用しており、雑音や振動の発生を抑えて記録精度を高めています。
デジタルとアナログのどちらの外部機器を接続しても、録音スタート/ストップをシンクロさせて自動録音する事が可能です。
また、デジタルRECボリュームの採用により、アナログやサンプリング周波数の異なるデジタル信号の音量も、同レベルに調整して録音が可能です。
D/A変換部には24bit処理によるPEM・DDコンバーターを採用しています。
さらにデジタル信号に付加されるジッター(時間差歪)やリップル(波形歪)を根本的に解決するビクター独自のK2インターフェースを搭載し、アナログ再生時の音質を向上させています。
マイクとラインの入力端子を装備し、外部からの音声や楽器演奏をミキシングしながらCDへ録音することができます。
ミキシング録音の組み合わせは、マイク+CD、ライン+CD、マイク+ラインの3通りが可能です。
CDピッチコントロール機能を搭載しており、CDの演奏ピッチを±12%コントロールできます。
CD再生時だけでなく、録音時にも使えるので、ミキシングに威力を発揮します。
曲の始まりと終わりをスムーズにつなげるフェード録音機能搭載。
マルチジョグダイヤルを搭載しており、つまみを回すだけで多彩な操作が簡単に行えます。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | CD/CDRマルチプルCDレコーダー |
<CDプレイヤー部> | |
チャンネル数 | 2チャンネル |
ダイナミックレンジ | 93dB(1kHz) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1dB(JEITA) |
ワウフラッター | 測定限界以下(JEITA) |
ピッチコントロール | ±12% |
<CD-Rデッキ部> | |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
チャンネル数 | 2チャンネル |
ワウフラッター | 測定限界以下(JEITA) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1dB(JEITA) |
ダイナミックレンジ | 91dB(1kHz) |
SN比 | 94dB |
<総合> | |
入力端子 | デジタル(光・同軸):1系統 アナログ入力:1系統 マイク:1系統 |
出力端子 | デジタル(光・同軸):1系統 アナログ出力:1系統 ヘッドホン:1系統 |
その他端子 | コンピュリンク端子:2系統 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 19W |
外形寸法 | 幅435x高さ73x奥行329mm |
重量 | 3.9kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |