VICTOR KD-W55
¥59,800(1985年頃)
解説
10曲16メモリープログラム選曲編集機能を搭載したダブルカセットデッキ。
シルバーとブラックの2色のバリエーションがありました。
Aメカに10曲まで16回プログラム再生できるランダムアクセスプログラムを搭載しており、プログラム選曲やBメカへのダビング編集が簡単に行えます。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーB NRを搭載しています。
プログラムした曲の頭を10秒間ずつ連続自動演奏するプログラム・インデックス・スキャンや多曲飛越選曲を搭載しています。
シフト・ボタン1つでメカ操作の働きを変えるコンピューターシフトコントロール機能を搭載しています。
シフトボタンを押しながらプレイを押すとブランクスキップ機能となります。この機能では再生中およそ10秒以上のブランクがあった場合、FFスキャンで早送りし、次の曲の頭でストップして再生に入ります。
シフトボタンを押しながらポーズを押すとブランクサーチとなります(Bメカ)。FF状態でおよそ14秒間のブランク(再生換算約2~6分)を見つけると、前の曲の終わりまで戻り、再生状態で約4秒のブランクを作ってストップします。
シフトボタンを押しながらREWを押すとリワインド・オートプレイ機能となり、巻戻し後テープの頭から再生に入ります。
2モーターフルロジックメカニズムを採用しています。
オートテープセレクト機能を搭載しています。
コンティニュアスプレイ機能を搭載しており、A/Bの両メカにテープを入れてプレイするとA/B両メカ交互に再生を行い、長時間連続再生ができます。
オート/シンクロレックミュート機能を搭載しています。
Aメカには±10%のピッチコントロール機能を搭載しています。
マイクミキシング機能を搭載しています。
独立マイクボリュームを搭載しています。
ダビング時にボリューム最大で等レベル録音が可能です。
タイマースタート機構を搭載しています。
前後10曲のミュージックスキャン機能を搭載しています。
ジョイフルメニュー機能を搭載しており、ミュージックルーレットやイントロクイズなどが行えます。
機種の定格
型式 | ダブルカセットデッキ | ||
ヘッド |
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モーター(Aメカ/Bメカ共) | キャプスタン用:電子制御DCモーター リール用:DCモーター |
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ワウ・フラッター | ±0.12%(Wpeak、EIAJ) 0.06%(WRMS) |
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周波数特性(EIAJ) | メタル:30Hz~16kHz ±3dB(-20dB録音) | ||
SN比 | 58dB(メタル、EIAJ) | ||
最大外形寸法 | 幅435x高さ120x奥行285mm | ||
重量 | 約4.9kg |