VICTOR KD-668mkII
¥62,800(1974年頃)
解説
IDメカニズムとANRSを搭載したステレオカセットデッキ。
ノイズリダクションシステムとしてANRSを搭載しており、テープヒスなどのノイズ成分を最大10dB低減させることが可能です。
また、ドルビーB方式のテープも再生可能です。
メカニズム部には、リール駆動とキャプスタン駆動を分離したIDメカを採用しています。
バイアスとイコライザーの独立切替え式テープセレクターを搭載しています。
また、クロームテープには新時定数イコライザーを採用しています。
録再ヘッドにはフェライト材ナローギャップ仕上げのスーパークロニオスヘッドを採用しています。
ピークレベルインジケーターやメモリーカウンター、充電式のオートストップ機構を搭載しています。
アンプ部には2段直結CR型アンプを採用しています。
入出力独立のリニアスライド式ボリュームを採用しています。
マイクとラインの入力切換が可能です。
ヘッドカバー及びホルダーは着脱式になっています。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
テープ速度 | 4.8cm/s |
モーター | 4極ヒステリシスシンクロナスモーター |
ヘッド | スーパークロニオスフェライト録再ヘッド 消去ヘッド |
周波数特性 | 30Hz~19kHz(クロームテープ) |
SN比 | ANRS off:57dB(JIS) ANRS on:1kHzで5dB、5kHz以上で10dB改善 |
クロストーク | 65dB |
ワウ・フラッター | 0.08%(WRMS) |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.2mV/600Ω Aux:100mV/100kΩ |
出力レベル/インピーダンス | Line:0~0.5V/5kΩ ヘッドホン:0~0.6mW/8Ω |
録再コネクター | DIN 入力:15mV/112kΩ 出力:0~0.5V/5kΩ |
外形寸法 | 幅405x高さ140x奥行280mm |
重量 | 6.2kg |
付属 | 接続コード ヘッドクリーニング綿棒 |