VICTOR JL-F45M/JL-F45R/JL-F45K
JL-F45M/JL-F45R:¥49,800(1976年頃)
JL-F45K:¥49,800(1977年頃)
解説
スイッチ切換え無しでフルオートとマニュアルのどちらの操作も可能なフルオートプレイヤー。
フルオート機構には作動ノイズを極力抑えた構造を採用しています。また、アームを手で操作した場合にも無理がかからない独自の安全機構を搭載しています。
さらに、1回~6回リピート再生と永久リピート再生が選択できるリピート装置を搭載しています。
駆動モーターには12極24スロットのDCサーボモーターを採用しており、700g・cmのトルクを得ています。
また、ターンテーブルにはゴム・カバーリングを含めた重量が1.85kgのものを採用しています。
トーンアームにはニュー・ジンバル・サポート・アームを採用しています。
また、カートリッジにはZ1-Sを採用しています。
カートリッジ交換時に便利なターンテーブル回転OFF機構を搭載しています。
キャビネットは特殊防振コーティングされたスチール製ボトム・ボード付きとなっており、外部振動を遮断しています。
外観の仕上げは2種類あり、JL-F45Rはローズウッド調仕上げ、JL-F45Kはブリリアン・ウッド仕上げとなっています。
また、JL-F45Mはメタリック仕上げとなっていました。
別売オプションでアーム・サブウェイトがありました。
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー |
| 駆動方式 | DCサーボ・ダイレクト・ドライブ(フル・オートマティック) |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm(各±2.5%可変) |
| ワウ・フラッター | 0.03%(WRMS) |
| SN比 | 60dB(IEC-B) 70dB(DIN-B) |
| トーンアーム型式 | ニュージンバルサポートTH方式スタティックバランス |
| 有効長 | 220mm |
| 針圧可変範囲 | 0~3g(0.25gステップ)直読式 |
| カートリッジ | MM型(Z-1S) |
| 交換針 | DT-Z1S(¥4,000) |
| 周波数特性 | 10Hz~25kHz |
| 出力電圧 | 3mV |
| オート機構 | マニュアル優先安全機構付き リピート演奏可能 |
| 外形寸法 | 幅460x高さ130x奥行368mm |
| 重量 | 11.0kg |
| 別売 | アーム・サブウェイト SW-45(¥1,500) |
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