VICTOR TT-101
¥150,000(1981年頃)
解説
世界で初めてピッチコントロールという概念を導入したラボラトリーシリーズのターンテーブル。
標準A音440Hzを基準として、クォーツロックをかけたままの正確な1Hzステップで±6Hz可変が可能です。
サーボ回路には高精度な全周積分検出FGサーボを採用しており、モーターと一体化された極めて高精度な速度検出を実現しています。
コッキングの無いコアレスモーターや、高効率でSN比の良いトロイダル電源トランス、4桁のLEDカウンターによる計測器級のデジタル速度表示、応答性の良い±両方向サーボと電子ブレーキによるクイックストップなど、あらゆる部分に技術が尽くされています。
機種の定格
型式 | ターンテーブル |
駆動方式 | FG検出クォーツロック・コアレスDCサーボ・ダイレクトドライブ |
ワウフラッター | 0.02%(WRMS) 0.008%(回転部) |
SN比 | 75dB(DIN-B) |
起動特性 | 0.6sec.以内(1/6回転、33・1/3rpm時) |
クイックストップ特性 | 1sec.以内(33・1/3rpm時) |
オーバーシュート | 2%以内 |
負荷特性 | 0%(針圧120g) |
ドリフト | 0.0001%/h 0.00003%/℃ |
回転数偏差 | 0.002%以内 |
取付孔寸法 | 直径281mm正円形 |
外形寸法 | 幅358x高さ150x奥行358mm |
重量 | 10.0kg |