VICTOR CL-P1D
¥23,800(1981年頃)
解説
TTシリーズ・ターンテーブル用に開発されたキャビネット。
振動減衰率が極めて大きいブナ材と高密度パーティクルボードを交互に積層した構造を採用しています。厳密な理論分析によって各々の素材の厚さを決定し、合計7層のサンドイッチ構造とすることで無共振・無振動化を図っています。
表面にはローズウッドの天然木貼り仕上げが施されています。
フリーヒンジ式のダストカバーを装備しています。
ピックアップボードはブナ材の特殊積層構造を採用しており、ボルトでキャビネットに固定されているため取り外しが可能です。CL-P1DではUA-7045型用の孔明け加工済みボードと孔無しボードの2種類が付属していました。
また、別売でピックアップボードが販売されおり、アームごとの交換が可能でした。
機種の定格
型式 | キャビネット |
適合アーム実効長 | 230~245mm(ボードPB-1D) |
外形寸法 | 幅510x高さ202x奥行410mm(インシュレーター、カバー含む) |
重量 | 7.9kg(ダストカバー含む) |
別売 | ピックアップボード PB-1D(¥1,500) |