VICTOR RX-V800
¥88,000(2001年頃)
解説
ビクター独自の技術を投入したAVアンプ。
パワーアンプ部には全5chディスクリート構成を採用しており、出力段には高音質シングルチップパワートランジスタを採用しています。
また、フロント2chにはビクター独自のアドバンスト・スーパーAを搭載し、ピュアオーディオアンプとしてのクオリティを追求しています。
K2インターフェースを採用しており、DVDなどのデジタル入力信号に対し、伝送過程で付加される符号外成分を除去しています。
また、D/A変換部にはPEM・DDコンバーターを全6chに搭載しています。
DVDの音声規格であるドルビーデジタルとDTSにそれぞれ対応したデコーダーを搭載しています。
また、アナログ5.1ch音声入力も装備しており、マルチチャンネルソースに対応しています。
様々なホール音場をデジタル処理で再現するマルチチャンネルDAPを搭載しています。
ビクターでは渋谷オーチャードホールなどの音響設計を手掛けた東急建設と共同開発しており、膨大なデータを元にしたシミュレーション技術によって特性を解析する事で様々な音場パターンの抽出を可能にしています。
シャーシ構造には無振動・無共振・無干渉のコンセプトに基づいた独自のZシャーシ構造を採用しています。
また、内部レイアウトは信号経路を最短レイアウトにすると共に接点の最少化を徹底する事で音質劣化を抑えています。
電源部にはラップ詰めEIコアトランスやカスタム品のコンデンサーを採用しています。
ドルビーバーチャル(3Dフォニック)機能を搭載しており、2本のスピーカーでドルビーサラウンドを再現する事が可能です。
音質を重視したFM/AMチューナーを搭載しています。
AVコンピュリンク端子を搭載しており、ビクターのAV機器での連動操作が可能です。
国内のテレビやビデオ、DVD等の操作にも対応したマルチブランドリモコンが付属しています。
機種の定格
| 型式 | AVアンプ |
| <オーディオ部> | |
| 定格出力(20Hz~20kHz、歪率0.09%) | 120W+120W(6Ω、ステレオ再生時) |
| 実用最大出力(EIAJ、6Ω) | ステレオ再生時:150W+150W サラウンド再生時:100Wx5 |
| S/N比(EIAJ) | CD:80dB Phono:77dB |
| 全高調波歪率(6Ω、20Hz~20kHz) | 0.03%(100W+100W、ステレオ再生時) |
| オーディオ入力 | デジタル入力 光:2系統 同軸:1系統 アナログ入力 Line:7系統 Phono MM:1系統 |
| オーディオ出力 | アナログ出力のみ Rec out:3系統 サブウーファー:1系統 ヘッドホン:1系統 |
| <ビデオ部> | |
| ビデオ入力 | コンポジット映像:5系統 S映像:4系統 |
| ビデオ出力 | コンポジット映像モニター:1系統 コンポジット映像Rec out:2系統 S映像モニター:1系統 S映像RECアウト:1系統 |
| <チューナー部> | |
| FM受信周波数 | 76.0~108.0MHz |
| AM受信周波数 | 531kHz~1629kHz |
| <総合> | |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 230W |
| 外形寸法 | 幅435x高さ157x奥行412.5mm |
| 重量 | 11.7kg |
| 付属 | マルチブランドリモコン(RM-SRXV800) AMループアンテナ FM簡易型アンテナ |
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