VICTOR JR-S3
¥52,900(1973年発売)
解説
本格的な回路を採用したステレオレシーバー。
アンプ部にはピュアコンOCL回路を採用しています。
チューナー部には2メーター方式を搭載しており、より正確なチューニングが可能となっています。
また、ステレオ受信時には自動的にステレオを知らせる、ステレオ・レーダーも搭載しています。
マイクミキシング回路を搭載しています。
将来のFMディスクリート4ch放送をみこして、アダプターを接続する端子を搭載しています。
FMミューティングスイッチや、ステレオ/モノを切替できるモードスイッチ、ラウドネス・コントロール、テープモニター回路などの機能を搭載しています。
機種の定格
| 型式 | ステレオレシーバー |
| 回路方式 | パワーアンプ部:全段直結ピュアコンプリメンタリーOCL |
| <パワーアンプ部> | |
| ミュージックパワー(IHF) | 4Ω:80W(40W+40W) |
| 実効出力(8Ω、1kHz、両ch駆動) | 40W(20W+20W) |
| 20Hz~20kHz(両ch駆動) | 30W(15W+15W) |
| 高調波歪率(実効出力時、1kHz) | 0.5% |
| 混変調歪率(1W出力時) | 0.8% |
| パワーバンドウィズス | 15Hz~20kHz |
| 周波数特性(1W出力時) | 15Hz~50kHz ±1dB |
| ダンピングファクター(8Ω負荷) | 40 |
| 負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
| 入力感度 | 0.3V |
| <プリアンプ部> | |
| 周波数特性 | 15Hz~50kHz ±0.5dB |
| 入力感度/インピーダンス | Phono:2.5mV/50kΩ AUX、Tape Play:120mV/50kΩ MIC:3mV/50kΩ |
| S/N(IHF/RMS) | Phono:65dB AUX:70dB |
| イコライザー特性(RIAA偏差) | ±0.5dB |
| 録音出力レベル | PIN:150mV DIN:30mV |
| トーンコントロール | bass:±12dB(40Hz) treble:±12dB(15kHz) |
| ラウドネス(Volume -30dB) | 50Hz:+12dB、10kHz:+6dB |
| <FMチューナー部> | |
| 受信周波数 | 76MHz~90MHz |
| 感度(IHF) | 2.2μV |
| S/N | 60dB |
| 実効選択度 | 50dB |
| キャプチャーレシオ | 2.5dB |
| イメージ妨害比 | 55dB |
| IF妨害比 | 80dB |
| スプリアス妨害比 | 80dB |
| ステレオセパレーション | 33dB(1kHz) |
| AM抑圧比 | 50dB |
| サブキャリア抑圧比 | 50dB |
| ミューティングレベル | 10μV |
| アンテナ | 300Ω平衡型 75Ω不平衡型 |
| <AMチューナー部> | |
| 受信周波数 | 535kHz~1605kHz |
| 感度(IHF) | 200μV/m |
| 選択度 | 30dB |
| S/N | 45dB |
| イメージ妨害比 | 45dB |
| IF妨害比 | 40dB |
| <総合> | |
| 使用半導体 | トランジスタ:45個 ダイオード他:31個 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 71W |
| 外形寸法 | 幅452x高さ155x奥行324mm |
| 重量 | 10.0kg |
| 別売 | ウッドケース WD-1(¥3,400) |