VICTOR JA-S1
¥39,500(1973年頃)
解説
Sシリーズの回路技術を受け継ぎ、ハイクオリティな音楽の再生を目指して開発されたプリメインアンプ。
パワーアンプ部には全段直結ピュア・コンプリメンタリーOCL回路を採用しています。
また、イコライザー部には厳選された素子を採用することでフラットな特性を確保すると共に、A級動作をさせる事で音質を重視した作りとなっています。
マイクミキシング回路を搭載しています。
サブソニックフィルターやハイカットフィルター、ラウドネスコントロールを搭載しています。
プリとメインを分離して使用することが可能です。
機種の定格
| 型式 | プリメインアンプ |
| 回路方式 | パワーアンプ部:ピュアコンプリメンタリーOCL |
| <パワーアンプ部> | |
| 実効出力(1kHz) | 片ch動作時:30W/30W(8Ω) 両ch動作時:24W+24W(8Ω) |
| ミュージックパワー(IHF) | 90W(45W+45W、4Ω) 64W(32W+32W、8Ω、1kHz) |
| 高調波歪率(実効出力時、1kHz) | 0.06%(20W) |
| 混変調歪率(1W出力時) | 0.4% |
| パワーバンドウィズス | 20Hz~30kHz(20W、両ch、8Ω、THD 0.25%) |
| 周波数特性(1W出力時) | 7Hz~200kHz -3dB |
| ダンピングファクター(8Ω負荷) | 50 |
| 負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
| 入力感度 | 0.52V |
| <プリアンプ部> | |
| 周波数特性 | 20Hz~60kHz ±0.5dB |
| 入力感度/インピーダンス | Phono:2.5mV/47kΩ AUX、Tape Play:150mV/50kΩ |
| S/N(IHF/RMS) | Phono:88dB/63dB AUX:99dB/80dB |
| イコライザー特性(RIAA偏差) | ±0.5dB |
| Phono最大許容入力(P-P/RMS) | 340mV/120mV |
| 録音出力レベル | PIN:150mV DIN:30mV |
| トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
| フィルター | Subsonic:18Hz、6dB/oct High:9kHz、-6dB/oct |
| ラウドネス(Volume -30dB時) | 50Hz:+11.5dB、1kHz:+1.5dB、10kHz:+4.5dB |
| <総合> | |
| 使用半導体 | トランジスタ:24個 FET:2個 IC:1個 ダイオード:13個 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 66W |
| 外形寸法 | 幅346x高さ121x奥行298mm |
| 重量 | 6.2kg |