VICTOR SX-LT55LTD
※限定生産360台
¥185,000(1台、2004年6月15日発売)
解説
SX-LT55の音質や質感を向上させた限定生産モデル。
細部に改良が加えられ、音質が調整・改善されています。
低域には14.5cmのアルミオブリコーン型ユニットが採用されています。
表面には純金プレーティングによる音質チューニングが施され、一見では中低域と同じように見えますが、オブリコーン部は2倍の強度を持つ厚さ120μmのものが採用され、磁気回路には12000Gaussのつぼ型ヨークのアルニコマグネットが採用されています。
中低域には14.5cmのアルミオブリコーン型ユニットが上下に採用されています。
表面には純金プレーティングによる音質チューニングが施され、エッジにはフォームラバー(発泡ゴム)エッジ、スパイダーサスペンション等が採用され、磁気回路には12000Gaussにおよぶつぼ型ヨークの内磁型アルニコマグネット磁気回路が採用されています。
互いの駆動軸が最も近い位置で向かい合わせ、その間にトゥイーターをセッティングし、それぞれが干渉しないオブリークオムニアレイと呼ばれる配置とすることで自然な特性を得ています。
高域にはSX-L7のスーパートゥイーターに使用したユニットをベースにチューニングした1.9cmの純金プレーティング・アルミハードドームユニットが採用されています。
磁気回路には12000Gaussにおよぶ希土類ネオジウムマグネットの内磁型磁気回路を採用しています。
各ユニットにはフレームにアルミダイキャストフレームを採用しています。
キャビネットはそれぞれ独立した構造とし、ツインウーファーとバスレフポートのチューニング周波数をスタガー(ずらす)させることで低域の再生帯域を広げるとともに、インピーダンスのピークを分散しています。
また、フロントバッフルには木目が美しいホワイトシカモアの突板を、その他の面はメイプルの突板を外部だけでなく内部にも貼る事で音質を整え、外装を光沢塗装で仕上ています。
また、共振を分散させるため、フロントバッフル25mm、天地側面21mm、背面18mmと板厚を変え、不要な振動の発生を抑えています。
オプションでインシュレーターやスパイクが使用できるようインサートナットを埋め込んでいます。
ネットワークは、ひとつひとつのパーツを厳選し、そしてクロスオーバー周波数は音楽の中心帯域を重視した設定となっています。
入力端子にはバイワイヤリング方式を採用し、バイアンプ駆動にも対応しています。
背面にはナンバリングを刻印した真鍮プレート取り付けられています。
また、検査技師のサインが入った標準データが添付してます。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁型(JEITA) |
ユニット | 低域用:14.5cmオブリコーン型 中低域用:14.5cmオブリコーン型 高域用:1.9cmドーム型 |
定格インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 89.5dB/W・m |
再生周波数帯域 | 32Hz~80000Hz |
定格入力(JIS) | 37.5W |
最大入力(JIS) | 150W |
クロスオーバー周波数 | 100Hz、4000Hz |
外形寸法 | 幅180x高さ1000x奥行326mm (スピーカーターミナル、サランボード含む) |
重量 | 24.0kg |
付属 | フットx2 フット取り付けねじx4 調整用スペーサーx4 |