
VICTOR SX-LC33MK2
¥46,000(1台、2005年10月1日発売)
解説
SX-LC33の改良型にあたるスピーカーシステム。
低域には14.5cmオブリコーン型ウーファーを2個搭載しています。
ユニットの振動板にはダイナミックバランスド・オブリコーンを採用しており、駆動点のセンターをずらして共振を分散させる事で中高域の特性を改善しています。また、ダンパー部には独自のスパイダーサスペンション、エッジには軽量でロスが少ないEPDM発泡ラバーエッジを採用しており、強力な磁気回路によって駆動しています。
高域には1.9cmハードドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板には純金プレーティングが施されたアルミハードドームを採用しています。また、エッジイコライザーやフレーム形状の最適化、ショートホーンなどによって指向性を改善しています。
磁気回路にはネオジウムマグネットによる内磁型磁気回路を採用しています。
ウーファーとツィーターのフレームにはアルミダイキャストフレームを採用しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
ユニットレイアウトは低域のオブリコーンウーファーの間にツィーターを配置したオブリークオムニアレイと呼ばれる配置とする事で干渉を抑えたナチュラルな特性を可能にしています。
外観の仕上げはパルプシート光沢塗装仕上げに変更されており、天然素材を用いる事で突板仕上げと同等の音楽表現力を実現しています。
別売りオプションとして縦置き型のスピーカースタンドとセンタースピーカー用の横置きスタンドの2種類がありました。
横置きスタンドは若月製作所製でビクターサービス扱いとなっていました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁型(JEITA) |
ユニット | 低域用:14.5cmオブリコーン型x2 高域用:1.9cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 52Hz~80kHz |
定格インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 89dB/W・m |
定格入力(JIS) | 30W |
最大入力(JIS) | 120W |
クロスオーバー周波数 | 4kHz |
外形寸法 | 幅150x高さ416x奥行293mm(スピーカーターミナル、サランボード含む) |
重量 | 8.0kg(本体) |
付属 | スピーカーコード(3m)x1 |
別売:スピーカースタンド LS-M1(2台1組、¥30,000) | |
外形寸法 | 幅260x高さ632x奥行330mm |
重量 | 5.3kg |
別売:スピーカースタンド ST-10X(1台、¥9,800) | |
外形寸法 | 幅353x高さ130x奥行300mm |
重量 | 2.0kg |