オーディオの足跡

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SX-DW75の画像
 解説 

SX-DW7の後継機として開発されたアクティブサブウーファー。


SX-DW7の後継機はSX-DW77とSX-DW75として発売されました。
SX-DW77はSX-Lシリーズと統一した外観となっていましたが、SX-DW75ではシアター用として外見の仕上げやエンクロージャーが一部異なっています。

ユニットには30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはSPパルプを主成分としたオーブン製法によるコーンを採用しており、SX-DW7より振動板の重量を3g増やした32gとする事で剛性を高めています。また、エッジ部には軽量で反応に優れたEPDM発泡ラバーを新たに採用しており、追従性を改善する事でMFBでは制御できないエッジの付帯音を軽減しています。
磁気回路には10,000gaussの強力な磁気回路と5層構造の特殊ボイスコイルを採用しています。

MFB(Motional Feed Back)方式を採用しています。
この方式ではボイスコイルに取り付けられたセンサーによって振動板の動きを直接捉え、音楽信号に強力に追従させています。これによりトランジェントを大幅に改善し、リズム感のずれない重低音再生を可能にしています。

エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
フロントバッフルには30mm、その他の面にはリアバッフルには25mm厚のMDFを採用しています。
外観はホームシアターでの使用を考慮し、光の反射を受けにくい黒色塗装7分艶消し仕上げが施されています。

パワーアンプ部にはPWM Class-D電力増幅回路を採用しています。
ビクターでは最新のPower MOS-FETを厳選し、専用設計のPWM Class-D電力増幅回路を構成する事で最大出力600Wのハイパワーを実現しています。また、ローノイズで高効率な新開発スイッチング電源とMFB速度帰還の働きによって振動板を強力にドライブしています。

連続可変式のハイカットフィルターを装備しており、40Hz~120Hzの範囲で連続的にコントロールが可能です。

アダプティブ・コントロール回路を装備しており、どんな入力信号に対しても安定した動作を保持します。

機種の定格
方式 アンプ部・1ウェイ・1スピーカー・密閉方式・フロア型・防磁設計(JEITA)
<アンプ部>
実用最大出力(JEITA) 600W(2Ω、100Hz)
<スピーカー部>
使用ユニット 低域用:30cmコーン型
定格インピーダンス
出力音圧レベル 88dB/W/m
<本体>
周波数特性 16Hz~250Hz
ハイカットフィルター 40Hz~120Hz(連続可変)
入力インピーダンス Low-level:22kΩ
High-level:440Ω
入力端子 Low-level:L/R/Mono、RCA pin
High-level:L/Rスピーカーターミナル
出力端子 L/Rスピーカーターミナル
Mono RCA pin
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 90W
外形寸法 幅390x高さ390x奥行445mm(スピーカーターミナル、サランボード含む)
重量 25.0kg
付属 シグナルコード(5m)x1
スピーカーコード(3m)x2
電源コード
フットx4