UREI 813B
¥931,000(1台、1984年頃)
解説
同軸型ユニットとタイムアライメントネットワークを採用したモニタースピーカーシステム。
同軸型ユニットにはUREIの801Bを採用しています。
このユニットは、ノンコルゲーションコーンのウーファーに、高域用ドライバーユニットのJBL
2425Hを採用したもので、耐入力で従来のユニットより3dB向上し、能率も3dBアップしているため、最大出力音圧レベルは6dB向上しています。
さらに、高域ユニットに搭載されたH.F.ホーンは上下に合計4本のスリットを持たせてシャドーエフェクトを解消しており、先端には発泡プラスチックのユサ・フォームをフォーム材として用いることで、優れた空気インピーダンスとスムーズなレスポンスを実現しています。
低域を強化するため、サブ・ウーファーを搭載しています。
ネットワークにはウーレイ独自のタイムアライン・システムを採用しており、各ユニットから発生される信号が、リスニング・ポイントに時間差や位相差なく到達し、優れた定位を獲得しています。
別売りでネットグリルと専用スピーカースタンドがありました。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 全帯域用:38cm同軸型(801B) 低域用:38cmコーン型 |
周波数特性 | 40Hz~17.5kHz ±3dB |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 101dB/W/m |
許容レベル | 150W(40Hz~20kHz、ピンクノイズ) |
外形寸法 | 幅787x高さ908x奥行559mm |
重量 | 83kg |
別売 | 専用グリル 813BG(¥23,000) |
別売:専用スピーカースタンド S-3(1台、¥56,000) | |
外形寸法 | 幅780x高さ350x奥行550mm |