UREI 811B
¥733,000(1台、1984年頃)
解説
同軸型ユニットとタイムアライメントネットワークを採用したスタジオモニター。
ユニットには同軸型ユニットである801Bを搭載しています。
このユニットは、ノンコルゲーションコーンのウーファーに、高域用ドライバーユニットのJBL
2425Hを採用したもので、耐入力で従来のユニットより3dB向上し、能率も3dBアップしているため、最大出力音圧レベルは6dB向上しています。
さらに、高域ユニットに搭載されたH.F.ホーンは上下に合計4本のスリットを持たせてシャドーエフェクトを解消しており、先端には発泡プラスチックのユサ・フォームをフォーム材として用いることで、優れた空気インピーダンスとスムーズなレスポンスを実現しています。
ネットワーク部にはタイムアライン・ネットワークを採用しており、リスニングポイントでの時間差や位相差を抑えています。
パワーアンプ6500とペアを組み、BNCコネクターと接続すると、6500のコンダクター・コンペンセーション機能によりスピーカーに発生する逆起電力を吸収し、より歪の無い再生が可能となります。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 全帯域用:38cm同軸型(801B) |
周波数特性 | 60Hz~17.5kHz ±3dB |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 99dB/W/m |
許容入力 | 120W(40Hz~20kHz、ピンクノイズ) |
外形寸法 | 幅673x高さ527x奥行483mm |
重量 | 53kg |
別売 | 専用グリル 811BG(¥21,000) |
別売:専用スピーカースタンド S-1(1台、¥54,000) | |
外形寸法 | 幅670x高さ700x奥行480mm |