Unison Research Pf-One
価格不明(1994年頃)
解説
自社開発のリッツ線巻き出力トランスを用いた管球式ライン・プリメインアンプ。
回路方式は純A級のパラレルプッシュプル方式となっており、トライオード接続の高安定セルフバイアスによるEL34をチャンネルあたり4本使用しています。
オーバーオールNFBを使用せずに低インピーダンスのスピーカー駆動力を実現しています。
入力切換はリモートリレーとなっています。また、電源回路にもタイマーリレーを採用しており、高音質・高信頼度を追求しています。
シャーシはスチールとカッパープレートによる2重構造となっており、木部には無垢のイタリアンチェリーを使用しています。
別売りオプションとしてPf-Oneと845Absolute専用に設計されたフォノイコライザーアンプPhono-Oneがありました。
機種の定格
型式 | 管球式インテグレーテッドアンプ |
定格出力 | 25W+25W |
動作クラス | 3極管接続、純A級パラレルプッシュプル |
入力インピーダンス | 100kΩ/100μF |
入力端子 | CD、AV、Tuner、Aux/Phono |
録音再生端子 | in/out各1系統 |
出力負荷インピーダンス | 1Ω、2Ω、4Ω、8Ω、切替式 |
出力バイアスレベル調整 | セルフバイアス |
使用真空管 | パワー段真空管:EL34/6CA7x8(ch毎に4本) ドライブ段真空管:ECC83/12AX7x2 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 180W(最大) |
外形寸法 | 幅550x高さ180x奥行360mm(ノブ、端子含む) |
重量 | 45kg |
別売 | フォノイコライザーアンプ Phono-One(¥550,000) |