TRIODE TR-EQ1
¥250,000(2001年発売)
解説
DACT社のイコライザーモジュールを採用したフォノイコライザーアンプ。
アンプ部にはデンマークDACT社の超精密RIAA等化用アンプモジュールであるCT-100を搭載しています。
このモジュールには高信頼度のDIPスイッチを搭載しており、電圧利得、入力抵抗、入力容量の3定数が選択でき、殆どの市販のMC/MMカートリッジに対応しています。また回路には当時得られる最高の半導体と、低雑音無誘導型のSMD金属皮膜抵抗(ドイツ製)を採用しています。
電源部はデュアルモノラル構成となっており、チャンネル別に備えた±低電圧回路によって完全なデュアルモノラル構成を実現しています。
出力端子はバランスとアンバランスの両方を備えています。
正規のRIAA特性の高低域両端の特性をDIPスイッチで変えることで、3.18μsec(50Hz)と7950μsec(20Hz)の時定数が個別に選択追加できます。
DIPスイッチ調整用に天板の一部が外せるデザインとなっています。
機種の定格
型式 | フォノイコライザー |
周波数特性 | 5Hz~100kHz ±0.1dB |
全高調波歪率 | 0.0003%以下(1kHz) |
SN比 | 98dB以上 |
RIAA偏差 | ±0.05dB以下 |
チャンネルセパレーション | 120dB |
入力インピーダンス | 10Ω~47kΩ、21段階可変式 |
入力感度 | 0.1mV~10mV、34段階可変式 |
入力端子 | アンバランス:1系統 |
出力端子 | バランス出力:1系統 アンバランス出力:1系統 |
出力インピーダンス | 0.1Ω |
許容出力 | バランス出力:±28V(p-p) アンバランス出力:±14V(p-p、10Vrms) |
消費電力 | 15W |
外形寸法 | 幅440x高さ100x奥行335mm |
重量 | 約7.0kg |