TRIODE 88Signature
¥550,000(2000年発売)
解説
KT88を用いた管球式ステレオプリメインアンプ。
回路構成はKT88パラレルプッシュプル構成を採用しています。
この構成では最大出力は140W+140Wを出力することが出来ますが、88Signatureでは長期安定動作を狙って70W+70Wに抑えています。これにより全帯域にわたっての余裕のある出力バランスが可能となっています。
UL接続と3結接続の切替が可能です。
2Ω出力端子を搭載しており、手インピーダンススピーカーのドライブにも対応しています。
電源部には左右独立でトランスを搭載しており、チャンネル間の相互干渉を排除しています。
内部レイアウトは完全対称のモノラルシンメトリー構成となっています。
パワーアンプとしても使用できるようPre in端子を搭載しています。
入力/出力プロテクト回路を採用しています。
脚部にはTAOC製特注インシュレーターを採用しています。
ケーブルには古河電工のハイグレード電源ケーブルμ-PS15を採用しています。
機種の定格
型式 | 管球式プリメインアンプ |
最大出力 | UL接続:70W+70W 3結接続:35W+35W |
周波数特性 | 20Hz~40kHz +0 -1dB |
全高調波歪率 | 0.1%以下 |
SN比 | Line:90dB Phono:87dB |
入力感度 | Line:0.4V Pre in:0.6V Phono MM:3.5mV/47kΩ |
入力 | Phono:1系統 Line:2系統 Tape:1系統 |
出力端子 | スピーカー出力:2Ω、4Ω、8Ω Rec out:1系統 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 無入力時:220W 最大出力時:450W |
外形寸法 | 幅480x高さ210x奥行440mm |
重量 | 37kg |