KENWOOD KTF-3010
¥30,000(2000年頃)
解説
厳しい受信環境下でも受信特性を発揮できるようアクティブレセプションサーキットを搭載したFM/AMチューナー。
アクティブレセプション・サーキットを搭載しており、アクティブレセプションキーを押した状態でチューニングアップ/ダウン、またはプリセットの呼び出しなど受信周波数を変えると、マイコンが入力感度や隣接妨害などのあらゆる電波状態を判断し、IFバンド、RFアッテネーター、アンテナA/Bを自動的に切り換え、最適受信品位を保ちます。
IFバンド2段切換え機能を搭載しており、通常の放送局を受信する際はWIDEポジションで低歪な受信を行い、遠距離の局や隣接局の妨害で聞き取り難い時はNARROWポジションでよりよい受信が行えます。
RFアッテネーターを搭載しており、放送局の電波が強すぎる時にRF ATTスイッチをonにすると、RF変調歪や今変調歪を抑えます。
アンテナA/B切換え機能を搭載しており、放送局の方向に合わせて屋外アンテナを2本設置したり、屋外アンテナと共聴アンテナなどの既設アンテナを受信条件に合わせて切換える事が可能です。
40局ステーションネームプリセット機能やオートプリセットメモリー(FM/AM)、ランダムアクセス40局メモリーなどを搭載しています。
AMステレオに対応しています。
機種の定格
型式 | FM/AMステレオチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数範囲 | 76MHz~90MHz |
アンテナインピーダンス | 75Ω不平衡 |
実用感度 | mono:1.6μV(75Ω)/15.2dBf(75kHzdev、SN30dB) |
高調波歪率(1kHz、85.2dBf入力、WIDE) | mono:0.08% stereo:0.09% |
SN比(1kHz、75kHzdef、85dBf入力) | mono:80dB stereo:75dB |
ステレオセパレーション(1kHz) | 52dB |
キャプチャーレシオ | wide:2.0dB narrow:3.0dB |
実効選択度(±400kHz) | wide:55dB |
イメージ妨害比 | 68dB |
IF妨害比 | 95dB |
スプリアス妨害比 | 100dB |
AM抑圧比 | 68dB |
サブキャリア抑圧比 | 55dB |
周波数特性 | 30Hz~15kHz +0.5 -1.5dB |
出力レベル/インピーダンス(1kHz、75kHzdev) | 固定出力:0.6V/0.6kΩ |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 531kHz~1602kHz |
実用感度(30%変調、S/N20dB) | 12μV(400μV/m) |
SN比 | mono:50dB stereo:41dB |
ステレオセパレーション | 30dB |
イメージ妨害比 | 30dB |
IF妨害比 | 45dB |
実効選択度 | 30dB |
出力レベル/インピーダンス(400Hz、30%変調) | 0.18V/0.6kΩ |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力(電気用品取締法) | 8W |
最大外形寸法 | 幅440x高さ93.8x奥行379.5mm |
重量 | 3.3kg |