KENWOOD KT-5020
¥30,000(1991年頃)
解説
シンセサイザーチューナーの弱点だった低い周波数での受信性能の悪さを、ダイレクト・リニア・レセプションサーキットによって改善したFM/AMチューナー。
FM検波部にはダイレクト・リニア・ループ・ディテクター(DLLD)を搭載しており、CDなどのPCM録音ソースの放送に対応しています。
FM/AMに関わらず、最大20までの任意の放送局の周波数を好きな順番にメモリーできます。
遠い局の電波もよい音で受信するため、オートクワィティングを搭載しています。
電源と各ステージを直結したペンタクルサーキットを搭載しています。
ケンウッドのABアンプとの組み合わせでワイヤレスリモートコントロール可能なシリアル端子を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオシンセサイザーFM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数範囲 | 76MHz~90MHz |
感度(75Ω) | mono:0.95μV/10.8dBf |
高調波歪率(Wide、1kHz) | mono:0.015% stereo:0.02% |
SN比(100%変調、85dBf入力) | mono:91dB stereo:85dB |
実効選択度(IHF) | Wide:55dB Narrow:65dB |
ステレオセパレーション(1kHz) | Wide:60dB |
周波数特性 | 20Hz~15kHz ±0.5dB |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 531kHz~1602kHz |
感度 | 10μV・250μV/m |
SN比 | 52dB |
高調波歪率(999kHz) | 0.3% |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 11W |
外形寸法 | 幅440x高さ98x奥行318mm |
重量 | 4.3kg |