KENWOOD KT-3050
¥29,800(1992年頃)
解説
優れた操作性と音質の両立を図ったFM/AMチューナー。
ステレオ・モノ/IFバンド切換を電波状態に応じて自動的に行い、常に最適な状態で受信できるアクティブレセプションサーキットを搭載しています。
受信状態の良い時はWideにして音質本位にし、感度・選択度を重視したいときはNarrowにIFバンドを切換えます。
フロントエンドには、ダイレクト・リニア・レセプションサーキット(DLRC)を採用しており、全帯域にわたり受信精度を向上しています。
2段切換のIFバンドセレクターを採用しており、IFバンドセレクターの切換で選択度を向上できます。
MPX部はWide時もNarrow時も切換回路により十分なセパレーションを獲得しています。
さらに、低出力インピーダンス(600Ω)を実現した高音質設計となっています。
FM局とAM局をランダムに39局までプリセットできるランダムプリセットメモリー機能に加え、放送局名まで登録できるステーションネーム機能を搭載しています。
一度放送局をメモリーして、ステーションネームを書き込めば、周波数だけでなく、アルファベットで放送局を確認できます。
受信状況を把握可能な3連5ポイントシグナルメーターを搭載しています。
操作性にすぐれたシャトルタイプのチューニングダイヤルを搭載しています。
Auto/Manual 2段階チューニングモードが切換可能です。
リモコンパワーON/OFFやリモコンによるプリセットスキャン選局機能も操作できる25キーフルリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | ステレオシンセサイザーFM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数範囲 | 76MHz~90MHz |
感度(75Ω) | mono:0.95μV/10.8dBf |
高調波歪率(Wide、1kHz) | mono:0.04% stereo:0.08% |
SN比(100%変調、85dBf入力) | mono:82dB stereo:77dB |
実効選択度(IHF) | Wide:55dB |
ステレオセパレーション(1kHz) | Wide:82dB |
周波数特性 | 30Hz~15kHz +0.5 -1.5dB |
イメージ妨害比 | 90dB |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 531kHz~1602kHz |
感度 | 15μV・400μV/m |
SN比 | 50dB |
高調波歪率(999kHz) | 0.3% |
実効選択度 | 30dB |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 8W |
外形寸法 | 幅440x高さ80x奥行250mm |
重量 | 3.1kg |