
KENWOOD LS-K711
¥23,100(2台1組、2007年発売)
解説
R-K711とのペアを想定したKシリーズのスピーカーシステム。
低域には12cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板は多層コーティング素材を用いる事で不要振動を低減しており、センターキャップ部には高域共振を持たず歪特性に優れたポリウレタンを採用しています。また、エッジにはSラインエッジを採用しており、高さと幅を拡張することで入力信号に対する応答性能を高めています。
フレームは新規開発したもので、エアコントロールホールを設ける事でウーファーのスムーズな振幅を可能にしています。また、素材に樹脂素材を採用しており、磁束漏れを低減して固有共振を抑えています。
高域には2.5cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
このユニットは新規開発されたもので、45kHzまでの広帯域再生を実現しています。また、イコライジング効果を持ったツィーターパネルとの組み合わせてによって理想的な広域特性を確保しています。
さらに、ワンサイズ上のマグネットを採用する事でより伸びやかな中高域再生を可能にしています。
ネットワーク部はそれぞれの再生帯域を調整するだけでなく音色にもこだわった設計となっており、高域の音色に影響を与えるコンデンサにはフィルムコンデンサを採用しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
バッフルとエンクロージャーのコーナー部にはラウンド加工が施されており、不要な回折波を低減してより自然な音場再生を可能にしています。
また、バッフルとラップボードに剛性が高く響の良いMDF材を採用しています。
入力端子にはバナナプラグ対応に対応した真鍮無垢削り出し金メッキ端子を採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計(JEITA) |
ユニット | 低域用:12cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 50Hz~45kHz |
最大入力 | 80W |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 85dB |
クロスオーバー周波数 | 2.5kHz |
最大外形寸法(約) | 幅158x高さ270x奥行264mm |
重量 | 約4.3kg |
付属 | スピーカーコード(2mx2) |