
TRIO X-9RD
¥69,000(1983年発売)
解説
ROXY83年シリーズのオートリバースデッキ。
ROXY83年モデルでは各機器にモードインジケーターを搭載しています。
このインジケーターは動作中に点灯する仕様となっており、再生時はグリーン、録音時はレッドで点灯します。
オートリバース機構を採用しており、A面再生が終わると自動的にB面再生を開始します。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーCを搭載しています。
自動選曲機能としてDPSSを搭載しています。
これによりインデックススキャン、一曲リピート、前後16曲の頭出し、リワインドプレイ、オートレックミュート、一発録音し直し、ブランクサーチ、ダッシュ&プレイが可能です。
一曲リピートはプレイ中にもう一度プレイキーを押して行います。テープが自動的にその曲の頭に戻って再生を開始します。
リワインドプレイは巻戻しとプレイキーを同時押しします。テープが自動的に巻き始めに戻り、最初の曲の頭出しを行って1曲目から再生をはじめます。
オートレックミュートは録音状態で録音キーを押すと動作します。自動的に約4秒の無録音部を自動的に作って停止します。
一発録音し直しは録音中に巻戻しキーを押すと動作します。録音していた曲の直前に戻って停止します。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック形式 | 4トラックステレオ |
ヘッド | 録再:ハードパーマロイ 消去:ダブルギャップフェライト |
モーター | 電子制御DCサーボモーターx2 |
ワウ・フラッター | 0.04%(WRMS) |
周波数特性 | メタルテープ:30Hz~15kHz ±3dB(EIAJ) |
SN比 | 75dB(Dolby C on、メタルテープ、EIAJ) |
歪率 | 1.0%(1kHz、メタルテープ) |
付属機構 | DPSS(飛越選曲、一曲リピート、フルリピート、一発録音し直し、インデックススキャン、ダッシュ&プレイ、ブランクサーチ) ドルビーB/C 往復録再オートリバース 光学センサークイックリバース ピークレベルメーター オートレックミュート オートレックミュートポーズ フルオートシャットオフ リバースモードスイッチ テープカウンター 留守録機構 システムマイコン制御端子 モードインジケーター |
消費電力 | 22W(定格) |
外形寸法 | 幅340x高さ113x奥行222mm |
重量 | 4.0kg |